「サウンド・オブ・ミュージック」 「自由と歌」の賛歌 | てるてるの小屋

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「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」という企画がありまして、それらを紹介する記事を読ませていただくたびに、歯ぎしりしておりましたが、その第2弾がスタートすると聞き、しかもそのオープニングが・・・。
禁断の地に足を踏み入れることになりました。
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TOHOシネマズ六本木ヒルズで「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」の第2回(青の50本)のスタートを飾る「サウンド・オブ・ミュージック」を観ました。
 
ええと、わたし六本木とか麻布十番とか、そういうところは「禁断の地」としてきました。なんかかぶれそうで・・・。
ということで、初めての「六本木ヒルズ」。
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第2回の初日ということで、座席は完売、満席です。
 
時は、1938年。かつて、ヨーロッパを席巻したオーストリアも凋落し、隣国のヒットラー率いるナチス・ドイツに併合されようとしています。
アルプスの少女(か?!)マリア(ジュリー・アンドリュース)さんは、修道院と歌声に憧れ、修道女を目指しますが、なにしろアルプスの少女なもんで、「山が呼んでる!」と、登ったりしてしまい、礼拝に間に合わなかったりします。
シスターたちも持て余し気味・・・。
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マリアさんを呼び出した修道院長(ペギー・ウッド)は、マリアさんにオーストリアの退役軍人の大佐の7人の子供たちの家庭教師をするよう勧められます。なんでも家庭教師が長続きせず困っているよう。
「神様の思し召しなら」と引き受け、不安を持ち前の元気で振り払い、屋敷に向かうマリアさん。
でも、待ち受けていたのは、厳格なトラップ大佐(クリスファー・プラマー)と軍隊的にしつけられていた7人の子供たち(リーズル、フリードリヒ、ルイーザ、クルト、ブリギッタ、マルタ、グレーテル)。
さっそく、カエルの洗礼を受けます。
でも、めげないマリアさんは、子供たちの心をつかんでしまいます。
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電報配達のロルフ(ダニエル・トゥルーヒット)さんと、密かに恋をしている長女リーズル(シャーミアン・カー)さん。
雷鳴の夜、怯える子供たちに、「悲しい時は、楽しいことを考えましょう」と歌うマリアさん。
あまりに厳格で、父親の愛情に飢えている子供たちのことを考え、マリアさんは、大佐が恋人のもとへ出かけている間に、部屋のカーテンで遊び着を作り、山へ子供たちを誘います。そして、「歌うこと」を教えます。
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恋人であるエルザ男爵夫人(エリノア・パーカー)と、友人のマックス(リチャード・ヘイドン)さんを連れて、屋敷に帰ってきたトラップ大佐は、子供たちとマリアさんが、変な格好でボートに乗って帰ってきた(さらに転覆)ことに驚き、激昂し、マリアさんの必死の訴えに対し、解雇を言い渡します。
でも、屋敷の中から聞こえてくる歌声は・・・。
トラップ大佐の心に、忘れ去られていた「歌」を思い出させてくれるその歌は、「サウンド・オブ・ミュージック」。
 
音楽が蘇ったトラップ家。
子供たちの人形劇や、トラップ大佐の「エーデルワイス」。
マックスさんは、トラップ・ファミリーで音楽祭への出場を提案しますが、大佐は「子供たちを外では歌わせない」とにべもありません。
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男爵夫人のためのパーティーには、大勢のお客様が。子供たちもはしゃぎます。
フォークダンスの踊り方を教えていたマリアさんに、声をかけるトラップ大佐。
踊っているうちに、大佐のまなざしに思わず顔を赤らめてしまいます。
それを「恋」だと、男爵夫人に指摘されたマリアさんは、「ここにはいられない!」と、置手紙を残し、その夜修道院に戻ってしまうのでした。
めでたし、めでたし(じゃなくて、休憩)
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マリアさんが去ったトラップ家は、火が消えたよう。
意を決して、マリアさんに会いに行こうとする7人の子供たち。
でも、ひたすら神に祈りをささげているマリアさんに会うことはできませんでした。
修道院長は、マリアさんを呼び出し、話を聞きます。そして、マリアさんを励まし、「すべての山に登れ」と歌います。
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この作品は、「自由と歌」の賛歌。
素晴らしい映画をほんとに、ありがとうだよ!
 
映画館を出たら、インタビューなどしてましたな。
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