トム・クルーズで、スパイものと言えば、「ミッション・インポッシブル」シリーズだそうです(観ておりませんが・・・)。
ということで、ユナイテッドシネマとしまえんの「心に残る名作シネマコレクション2010秋」の第2弾は、「ミッション・インポッシブル‐2」。

この「ミッション・インポッシブル」、昔テレビでやっていた「スパイ大作戦」。
偉そうなタイトルつけるんじゃない、おまけになんだ「M:I‐2」って?
いるんだよなあ、「通」ぶってるやつ。嫌いだなあ、こういうの。
で、このシリーズ、3本映画があって、監督がみんな違うみたい。
冒頭で、トム・クルーズさんが指先でロック・クライミングしてます。「山登りだよ!若大将」か?!
何とか、頑張って登頂に成功すると(そういえば「スタートレック」の映画でもそんなシーンあったな)、「ファイト、一発!」じゃなくて、ヘリコプターからロケットみたいのが撃ち込まれます。
あれ、「おはようフェルプス君・・・」じゃないの?!えっ、フェルプス君死んじゃったの?!
ということは置いといて、主人公はイーサン・ハントさん。
与えられた指令は、女泥棒を見つけて、ふたりで頑張れ!というもの。
テレビのシリーズでも、「死んでも骨拾うものなし(誤訳)」とか、「このテープは自動的に消去されます」とかありましたが、終了後爆発しちゃうのは物騒だ。危ないじゃないか!
世の中、ECOなんだから、終了後は食べちゃうとかしろよ!
で、イーサンさん(「あら、イーサンさん、お久しぶり」なんちて)、さっそくネックレスを盗もうとする女泥棒のナイア・ホール(タンディ・ニュートン)さんと接触しちゃいますが、困ったことに、恋に落ちてしまいます。
非情さが求められるスパイさんですが、「ナイト&デイ」のロイ・ミラーさんといい、イーサンさんといい、スパイ:トム・クルーズさんの弱点は「女に弱い」だな。
で、ミッションの開始なんですが、ターゲットが元の仲間なんで、手の内を知られています。
騙したり、騙されたり、頑張っちゃいます。
テレビシリーズのような「おっと、騙されちまったぜ!」な感じでないので、濃いい「スパイ大作戦おたく」は、「こんなの、おらの『スパイ大作戦』じゃなかとね!」とか言うんでしょうねえ。
まだ10年前くらいの作品ですから、「心に残る名作・・・」と名付けるのもいかがかとは思いましたが、その前に観た「ナイト&デイ」とセットではいいかも。