さてさて、夜の函館編ですぞ。
なんというタイミングなんでしょう、8月1日から「函館港まつり」が行われていました。
この「函館港まつり」、第1回が昭和10年。開港77年目、前の年の大火で打撃を受けていた市民の士気を引き立てようと、盛大に行われました。このとき、「函館港おどり」ができたそうです。
昭和18年に中断されましたが、戦後昭和21年には復活し、昭和35年からは、「1万人パレード」が始まりました。その後規模が大きくなってきて、平成8年からは「3万人パレード」に、それでもおさまらなくなってきたので、平成11年からは「ワッショイはこだて」になりました。
ことしは、73回目、開港151周年です。
1日は、港で打ち上げられる第55回道新花火大会。
そして、この日から「ワッショイはこだて」。市民参加の踊りのパレードです。この日は、「十字街・松風コース」ということで、函館駅前周辺がパレードコースとなります。
市民は、沿道にシートを広げて、飲みながら見物、声援を送ります。


パレードは、保育園の子供たちのものや、市役所の職員たちのものや、お神輿やら、踊りやら、パフォーマンスもいろいろ。









市電も参加します。


夜になって、いよいよ盛り上がってきましたが、夜の予定が・・・。
函館といえば、「夜景」ですね。
定期観光バス「Mt.函館夜景ロマンコース」に乗りました。

ここのガイドさん、とてもぶっ飛んでいる人で、バスの屋根までぶっ飛んでしまった!

「オープンバス」なんです。なんで?!雨降ったらどうする?!
「濡れればいいじゃん」じゃなくて、「手動」で屋根をつけるんだって。
ガイドさんが言うには、函館の山は334メートル。山だから、雲の日はどうなるか? てっぺんから眺めても、観えるのは、「雲」。
ここで、まともに観えるのは4日に一度くらい。何度挑戦しても夜景を観られないお気の毒な方も多数いる。あなたたちは運がいい!
あ、ありがとうございます!と、ガイドさんに感謝しつつ(?!)、ロープウェイで山頂へ。


うじゃうじゃ夜景を眺めている人たち、ガイドさんの話では、こんなもんがらガラみたいなもん、とか。
津軽海峡では、「イカ釣り漁」。この時船に灯して、イカを呼び寄せるのが「漁り火(いさりび)」。
夜景でも、はっきりと見えます。そして、その後ろの明かりは、下北半島の町の灯ですよ。

「世界3大夜景」(と、ガイドさんが言っていた)の夜景は、見事ですね。
駅に戻ったら、パレードは終わっていましたが、昼も夜も、楽しませていただきました。
おやすみなさい。
まだ、続きます。