2010夏の思い出第1段「日光」その5 「憾満ヶ淵」のお散歩 | てるてるの小屋

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3日目の7月19日もいい天気。
この日の計画は、お散歩コース。
二社一寺には目もくれず、日光の自然にお参りですだ。
昨年と同じコースで、「憾満(かんまん)の路」そして、「日光植物園」です。
 
日光総合会館をスタートして、とぼとぼと歩きだします。
小さな神社、「石升の道」といって、湧水を水源とした大正時代の水道で、5・6メートル間隔でいくつも並んだ石製の升から水が流れ出してきます。
 
「浄光寺」というお寺には、お地蔵さんや仏さんがいっぱい。赤ん坊を抱いたのとか、いろいろ。
 
含満大谷橋から、大谷川の流れを見ると、水流が多く勢いがよろしい。
「ストーンパーク」という公園をアジサイを見ながら歩いて行くと、「慈雲寺」と書かれた小さな山門があります。
少し進むと、赤い衣装のお地蔵さんの群れ。
これを観て、「ああ、これが並び地蔵かあ!」と思ってしまったあなた、実に惜しい!
これは「もどき」です。
一体一体眺めてみると、苔むし方が微妙で、痩せてるの、デブの、かしがってる(傾いている)の、首だけ、とか、いろいろ表情があります。
 
なんやら、偉い坊さんが修行したというお堂の下のダイナミックな水の流れ。
「憾満(含満とも書く)ヶ淵」(かんまんがふち)は、「日光八景」のひとつ、「含満驟雨」とうたわれたそうです。
ことしは、特に迫力があります。激流の音がすごい。
 
ここからが、本物の「並び地蔵」、赤い帽子とよだれかけ(罰があたるな)もしっかりしていますが、こちらも表情豊かです。
一番手前が、何とか僧正という偉い人だそうですが、この並び地蔵、奥へ行くとだんだんへたれになっていき、最後の方は・・・、「化け地蔵」とも呼ばれているそうな。
 
その後、お稲荷さんを横目に、ヒーヒー歩いて行くと、ひらけた公園が。
景色を眺めつつ進むと、目の前に、大きな吊り橋があります。
 
橋を渡り、向こう岸に行くと、「大日堂」の跡。
ここは、江戸時代、大日如来を祭ったお堂があり、豊かな湧水を利用した池や、庭園が有名で、松尾芭蕉も訪れたとか。
明治35年の大洪水で、流されてしまいましたとさ。
 
なかなかのお散歩でしたね。
 
と、ここまで読んでいただいた方、御苦労さま、じゃなくて、写真はどうした?!
・・・ええと、・・・、ちゃんと2台のカメラで撮りまくったんですよねえ。
あの・・・、ちょっとした手違いで、データ消しちまいました、すまん!
 
も一つのカメラの方は、なかなかのもんで、皆さんにお観せできないのが残念ですだ。
おさまらない方のために、昨年の記事の写真を観て空想してください。
あ、水の量は2倍で・・・。
 
http://blogs.yahoo.co.jp/takateru13/29182361.html 性懲りもなく「日光」の旅(その1)
 
まあ、絵にもかけない素晴らしさとかいうじゃない(開き直りモード)!