おごめ~ん、大分のtakatch親方です(`・ω・´)ゞ
今回は青年団の話題✎
情報社会。まさにこのブログもそうですし、色んな方法で情報をゲットしたり発信できたりの時代となりましたね💻
買いたい商品もネット上で購入できたり、遠い土地でもオンライン交流出来たり♪
- ニュースやSNSでの情報を知る場合、どのような姿勢が大切なのか
- ニューノーマル(新常識)時代、どう情報と向き合っていくか
今回学んだことなどを、あなたにも共有!何かしらのご参考になれば幸いですm(__)m
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(1)実習生発表|『ソーシャルネットワークにおける身近な問題について』
1)SNSの利用状況
- 2021年の通信利用動向調査By.総務省→国内のSNS利用率は78.7%(8割近い国民がSNS利用)
- 20代がもっとも利用率が高い=全体の9割超で、20代のほぼ全員がSNS利用。
- 主なSNSの利用率→Twitter42.3%、Instagram42.3%、Facebook31.9%
2)SNSの種類や機能/メリット
【種類や機能】
- メッセージ機能→LINE、TwitterなどのDM(ダイレクトメール)
- 画像や動画、文章などの共有→Instagram、YouTubeなど
- ビジネス利用→Slackなど
【メリット】
- 人とのつながりを作る→いつどこでも誰かと繋がれる
- リアルタイムで情報を得られる→Ex:電車の遅延、災害情報etc...
- 必要&詳細な情報を得られる→Ex:SNSでのターゲティング広告(「30代男性、大分県在住のtakatc親方さんは、サッカー大分トリニータの投稿に興味がある」→サッカーやJリーグに関する広告をtakatch親方のタイムライン画面に掲示)
3)SNSの問題点/注意点
1.自分が発信者側で発生した問題
- 写真の背景→職場を特定された💦
- 瞳孔に反射した部分→一緒にいた友人が特定された💦
- SNSの交流機能で仲良くなった人に個人情報を教えた→実は知らない人だった💦
2.ネット詐欺の例
- 広告:魅力的な商品広告でクリックするも、実際の値段は広告とは異なり高額だった💦
- ワンクリック詐欺:「未払いがあります」とのメールに書かれたアドレスをクリック→知らないサイトに飛ばされ、高額請求された。
- マルチ商法:法規制が厳しいものの違法でない→ゆえに強引な手段もあり(勧誘目的とは言わない、誇張宣伝するetc...)
- ねずみ講:違法行為。実際の商品はなく、会員の登録制をもって展開。
3.SNSでのフェイクニュース/デマ例
- コロナ禍が発生時、「トイレットペーパーが全国からなくなる」というウソの情報の流布が広まった。
- 東日本大震災時、「ガソリンスタンドで有害物質が発生し、雨を通じて散布される」〃
4.SNSでの誹謗中傷
5.だまされないために
- 「情報の発信源は?本当に正しいのか?」と冷静な判断を→すぐにリツイート(拡散/共有)すると一気にウソの情報が広まりやすい
- 情報の発信内容にも注意
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(2) メディアリテラシー(情報取捨選択)|大事なのは「バイアスに気づくこと」「セルフコントロール」
1.メディアリテラシー教育との出会い(講師自己紹介)
- 高校時代、カナダでメディアリテラシー教育を学ぶ→「なぜ日本にはメディアリテラシー教育がないのか」と疑問
- 大学でジャーナリズムを専攻。
- 家庭教師で教えていた子どもが、SNSが原因で自死されたことがきっかけで、日本メディアリテラシー協会を作る。正しい情報の使い方を考え、教育する必要がある。
2.メディアリテラシーとは
- ニュースリテラシー→ニュースについての取捨選択
- SNSリテラシー→SNS 〃
- ネットリテラシー→ネット上での情報(ネット広告など) 〃
- 情報リテラシー→情報機器の操作方法 〃
💻メディア情報リテラシー
- 情報を批判的に読み解く力のこと。
- 「誰もがメッセージを発信している」という自覚を持つこと。
- メッセージ=送り手とのコミュニケーション手段
- 2について:「LINEを送る」=これも立派なメッセージ発信
- 3について:アイドルを使って広告→ただ企業が売りたいだけでなく、その先にある社会的なメッセージを発信している(この場合のアイドル=メッセンジャー(情報伝達者)としての役割を担う)
⇒昨今の企業…メディア情報リテラシーが高く、創造性ある社会的メッセージをきちんと伝えられる企業が高評価される傾向
💻ニュースリテラシー
- 情報はどこからきたのか、誰が書いたのか?
- ニュースに値する内容なのか?
- バイアス(偏見)はかかっていないか?公平であるかどうか、プロパカンダ(特定の思想を強く普及させる)はないか。
- マーケティングや企業の広告などの意図はないか(広告向けに事実を曲げて報じていないか)。
今回の講義では、ピュリッツァー賞受賞『ハゲタカと少女』の写真を見て、参加者の感想を募る
→人それぞれ感想が異なる=正解はない。他の人が思うことについて、なぜそう思うのかということを考えること…を学習。
3.発信者がいる
報道(投稿)されていることと、報道(投稿)されていないこととがある。
ニュースやSNSで、取り上げられている&取り上げていない理由をそれぞれ考えること。
【🎥報道(投稿)に関する4つの立場あり】
- 記者、発信者→取材、資料作り、見出しづくり。SNSでは自己責任で発信。
- カメラマン→現場を撮影。どの場面/人を撮るかの判断はカメラマン次第でもある。
- アナウンサー/ライバー→原稿や台本などを伝える役割。動画配信のライバーさんは台本なしで話すこともあり。
- 広告主→スポンサー(資金援助)している。スポンサーの意向反映があることも。
4.気をつけてほしいこと2つ|「バイアスに気づく」「セルフコントロール」
1.バイアス(偏見)に気づく|思い込みや先入観に注意!
- 思い込み&先入観による価値観でいきなり判断していないか?
- 自分と相反する意見について、いかに考え調べ受け止めるかが大切
→「なぜ相手はそう思うのだろうか」、その理由や背景を考えること
→×「それは違うよ!」⇒〇「それもあるね!」「その考え方もあるよね」とまずは受け入れ。 - 情報の取捨選択に正解はない(多文化理解社会→色んな考え方/価値観を受け止める時代へ)
- 考える余地(余白)を残すこと→自分自身に心情/体調に余裕がないと、心や頭に相手の考えを受け止める余地がなくなる。
▽つい色眼鏡で物事を見ないように・・💦
2.セルフコントロール|自己管理能力が一番大事
どんなによい教育を受けていても、自己管理能力(自分を律する)がないとリテラシーを発揮できない。
Ex:オン/オフの切り替え、デジタルデトックス(情報機器から離れる)
▽時にはスマホやパソコンに触れず、情報にも触れない時間があってもよい!
5.SNSとの付き合い方
ポイントは1つ→「2つのコミュニケーション(対面/オンライン)の違いを意識すること」
対面とネット上では、同じ言葉を発信していても、受け止め方が異なることがある=トラブルの始まり。
Ex:「大丈夫」の一言→「OK!😊」の意味と、「No thank you!😡」の意味と、どちらかが伝わらない
→LINEなどのメール返信時は、短文を避け、少し感情やニュアンスを補足するとよい。
↓
一方で、「対面/オンラインどちらでも変えてはいけないコミュニケーションもあるので注意!」
Ex:暴言は、対面だろうがオンラインだろうがどちらでも×😡
↓
【
SNSでの注意点】
- 個人特定がしやすくなっている/匿名だからといってバレないこともない←法律が変わりつつあり、個人特定しやすい
- 「ポスト・トゥルース」に注意→世論形成において、仮に誤った内容であっても、影響力のある人が発することでそれが本当/正当に聞こえてしまうこと(Ex:イギリスのEU離脱問題、アメリカ大統領の発言影響力)
- 「自分にとって都合のよいことだけを優先」する傾向にも注意→SNSの発達で、真偽よりも自分の価値観/都合に合うことを優先。
- 「受け止め方の違い」を意識/受容する→多文化社会/異文化社会の昨今、考え方/受け止め方は異なるという視点を持つ。
- 「ディープフェイク」にも注意→違う人が話しているのに、先端技術を使って本人が実際に話しているように装っている。
- 「自分が発信しているかもしれない」という自覚/責任を持つ
▽デマ/フェイクといったウソの情報に惑わされるな!!
6.ニューノーマル(新常識)時代|価値観は時代とともに常に変わる
現在はコロナ禍で、例えば「夏でもどこでもマスクをするのが当たり前」という新常識/感覚が広まりつつあります。
このように、時代の流れ&大きな出来事で、常識が変わることもしばしば。これから来たるニューノーマル時代で大切なことは?
【2000年以降のニューノーマル時代(大きな出来事)】
- 2000年→インターネットの誕生
- 2008年→リーマンショック
- 2011年→東日本大震災
- 2020年→コロナ禍
世界や日本国内で大きな出来事が発生→新しい価値観/常識が登場しやすい。
直近の例では、
- 「オンライン化で、授業や会議も一堂に会せず開催できる」
- 「都市部から地方生活を希望する人が多い←生活のしやすさ、オンラインで場所を選ばずに仕事できる。」
【大切な3つの視点(詳細は先述)】
- セルフコントロール
- メディア情報リテラシー
- デジタルコミュニケーション
【ニューノーマル時代の例】
- ドラッグストア/化粧品店+ライブ配信→化粧品をオンラインで販売&店内スタジオからライブ配信で商品PRも!
- 「見るSNS→買うSNSへ」→Ex:アメリカ…TikTokで有名人が化粧品紹介する動画を配信→その動画から直接化粧品を買っていただく。
【ニューノーマル時代でのSNS資産構築】
- 5G(情報通信規格)の導入以降→ライブ配信主流へ
- 民間だけでなく行政(地方創生)でもライブ配信など普及→鳥取県などで導入事例あり
- モノ・文化・学びにライブ配信が活用される→色んな分野でリアルタイムの動画配信を活用
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(3)まとめ|ニューノーマル時代、情報との向き合い方が本当に重要
▽参加者一同
【学び/印象的だった内容】
- 「どんなにメディア情報リテラシー教育をしっかり受けられた方も、本人に心や体の余裕がないと。情報の取捨選択/異なる意見の受け取りの余裕がなくなる(セルフコントロール大事説)」
- 「自分と相反する意見を理解するためには、相手の背景/経緯までを考えるとよい。」
- 「ニューノーマル時代が起こる背景を考える→なぜメディアリテラシーが大切かが分かる」
⇒単に情報の取捨選択能力だけのお話ではなく、より深い/広い視点で考えることが重要だと学習。
メディア情報リテラシーが求められている/相手の意見を受け止めることの大切さには、それなりのきちんとした理由/背景があるのだと。
【私の雑感】
私自身、ホームページやSNSなどの情報発信活動を20年以上継続(青年団でも17年目の発信活動へ)。
特に発信者側として、どのように情報発信で気をつければよいのかを学びたく、楽しみな講座でした♪
今回は主に受信側メインでしたが、おもしろい内容でした!
上記のとおり、「物事や情報のその先/おおもとにある背景や理由をまずは探る」という視点が新たな学びです!
また、私たち若者世代では、「ワンクリック詐欺」「デマの流布」「誹謗中傷」などの情報課題が身近にあり。
受信者側も冷静さ&相手の意図を探る姿勢が大事だと学びました。
▽📝青年団のブログ&資料作り中の大分のtakatch親方(`・ω・´)ゞ(笑)
長文・乱文失礼いたしました💦先生や事務局/実習生、参加者の皆様、今夜は素敵な学習会をありがとうございましたm(__)m
今回の学びが、多くの方に届けば幸いですm(__)m
以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
【P.S.過去の日本青年団協議会主催のオンライン学習会】
☆「青年団・地域活動✎」動画集→https://youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwD-_AZAG6c_M8gos44YcwqS
明治神宮と青年団の造営奉仕 百年前の青年が伝える「未来」への「歴史」 [ 今泉宜子 ]
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