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おごめ~ん、大分のtakatch親方です(`・ω・´)ゞ
今回は青年団の話題✎
ロシアとウクライナ問題が深刻ですね、
日本も他人事ではないですし、世界的に安全保障が課題である昨今。
私が所属する青年団も、長い間、平和について考え行動しています。
第二次世界大戦の反省を踏まえ、「二度と若者が銃を手に取らない平和な社会づくり」を目指しています。
今回はロシア情勢&青年団活動を踏まえ、ロシアと北方四島についてオンライン学習。
- ロシア人と日本人の考え方の違いって?
- ビザなしで北方四島の方と交流…どんなことをしたの!?
- 私たち若者が平和のためにできることってなんだろう!?
今回学んだことなどを、あなたにも共有!何かしらのご参考になれば幸いですm(__)m
(1)日本人とは全然違うロシア人の考え方|ワクワクを共有するとよい!?
✍講師:日向寺 康雄 氏(ロシアの国営放送局で30年勤務。主に音楽情報番組をご担当。)
1987年~2017年の30年間、ロシアモスクワで生活。
ロシアの現地でないと分からないことを教えてくださいましたm(__)m
- ※あくまでも日向寺氏個人でのご体験・ご感想とのこと。
- ※ウクライナ問題で、最近は状況が変わっていることもあるかもしません。
【1.日向寺氏の主張・結論】
- 日露の友好関係づくり→民間レベルの交流が大切。日本青年団協議会はその一翼を担うことを期待!
- ロシア人理解には、ロシア文化から学ぶことがおすすめ!(どんなに偉い教授が語るよりも、ロシア現地の文化に触れる方がリアルなロシアを把握できる)
- 一般のロシア人=日本人が思う以上に、陽気で未来志向型。ワクワクするような企画を一緒に行うとよいかも。
- 結局は同じ人間だということを忘れないでほしい。今回のウクライナ侵攻を歓迎する国民はほぼいないのだ。
【2.ロシア現地で感じたこと。】
- 日向寺氏が現地に赴任された当時はソ連。鉄のカーテンがあり、外からは実態のよく見えない国だった。
→現地に行くと、日本人と同じように、色んな感情を持っていたり、魅力的な人が多かったりしたのが印象的。 - ソ連が崩壊し、ロシア国民も大変な時期を送ったこともある→日向寺氏の務める国営放送局も、ソ連崩壊で体制がガラッと変わっち。
- ロシアで人気ミュージシャン「レニングラード」の『ペテルで飲もう』という曲のミュージックビデオ(MV)を拝見。
→ロシア人の気質を反映。「苦しい状況でも、みんなでお酒でも飲みながら仲よくしよう。生きている者同士、みんな仲間さ!」という歌詞=お酒好き&苦しい状況下でも前向きな気質。 - ロシアでは、出版物の表現については国当局から規制がかかりやすい。一方で、動画では割と表現の自由が認められている(YouTubeでも色んな表現を展開。大統領風刺の映像も案外規制がかかっていない印象)
- ロシア極東エリア→日本の力を求めている(Ex:日本の東北地方と農業協力関係あり。)
- 北方四島問題についてロシアは、当初は「極東だけの問題」として、政府自身はあまり気にかけていなかった印象(大きな事ことには興味があるも小さなことにはあまり関心を向けないという印象。特に面積が広大なロシアでは、領土問題は複数あるため。)
→日本の首脳がロシア政府に交渉を重ねることで、ロシア国民も興味を持ち始めた(交渉がニュースでとり上げられる回数が増えたため)
→ロシアの教育現場で「北方四島=ロシアの領土」と教え込むようになった印象。
(2)北方四島ビザなし交流体験談|民間、青年団レベルの動きが大切
✍講師:中園 謙二 日本青年団協議会会長
北方四島&日本国民との交流・相互理解などを図るため、ビザ(旅券・査証)なしで北方四島を訪問し交流するビザなし交流(内閣府の事業)。
日青協の中園会長も過去にビザなし交流に参加。
当時の体験談をもとに、島の様子のご紹介・青年団としてのあり方を習いましたm(__)m
【1.北方領土問題、ビザなし交流のおさらい】
- 最初に、北方領土問題の歴史をおさらい。
1951年のサンフランシスコ平和条約で、北方四島(択捉・国後・色丹・歯舞)が日本領と決定。
しかし、ロシア軍はアメリカ軍がいないところにつけ込み、北方四島まで南下し占領し、現在に至ります。
- ビザなし交流→×返還要求、〇「お互いの国に住む人々の交流」が目的。
<Cf:過去の北方領土学習関連記事>
📝2009年熊本県青年団協議会OB会(元ロシア大使を講師に北方領土問題などを学習)→https://ameblo.jp/takatch/entry-12353993268.html
📝2010年日本青年団協議会都道府県会議(SNS上での詳細は割愛。北方領土問題について東京で学習)→https://ameblo.jp/takatch/entry-10735092595.html
【2.北方四島での出来事、中園会長の感想】
[1.国後島|同じ日本なのに…]
- エトピリカ号で国後島へ。入国手続きするが、「同じ日本の国内なら本来はこの手続きも不要なはず」と感想。
[2.色丹島|産業と文化]
- タラの加工工場見学→色丹島周辺ではタラ(魚)が豊富。タラの加工工場があることで、島の産業を作り、仕事を作る。
- ロシアのパン&日本の居合道と、2つの国の文化交流を行う。
- 墓参(ぼさん、お墓参り)→かつて日本の結婚式で定番だった「高砂」の舞を奉納。せめてお墓の中でも日本を感じてほしいという想いあり。
- ロシア&日本料理教室で交流→日本&ロシアの若者世代が英語&InstagramといったSNSで交流→若者は文化の壁を簡単に乗り越えられる。
[3.択捉島|文化の違い、想いは同じ]
- 択捉島には温泉あり→ただし水着着用厳守。日本との文化意識の違いを感じた。
- ホームビジット(家庭訪問)が、とても印象的。
→おもてなしがありがたかった。
- 「平和条約を望みたい。日本と交流したい。」という住民の声が印象的だった←色眼鏡で「ロシア人は北方領土返還しない」と主張すると思っていたので。
- 家庭じみたお話で共有・共感(Ex:「保育料高いよね」「うちの娘は集中力がなくてね…」)→同じ悩みや共感を持ち親近感、そこには国の違いはない。
※他のホームビジットでは、「やはりこの島はロシアの領土だ」など、日本の参加者と対立することがあったとか・
[4.中園会長の想い]
- 北方領土問題=3~4代目までおよぶ長い問題(1951年当時の島民の孫やひ孫が、令和現在に島に暮らす世代)。
→「おじいちゃんの代から暮らしてきたから愛着のある島」「もう孫もこの島で育ってきたので今さら島を離れたくない」という声もあり。 - 政府レベルだけでなく、私たち民間世代から交流することが大事
→同じ人間で分かち合えることもある。個人レベルで始めることもできる(Ex:ホームビジットでの家庭じみたお話)。
→同じ人間として、色眼鏡をかけずに、交流し行動していこう!(政府レベルでは「北方四島返還」が先走るが、個人や民間レベルでは「まずは島民の方々と仲良くなりたい」「お互いの気持ちを語り合いたい、知りたい」のスタンスで交流しやすい。)
Cf:📝2016年、プライベートで北海道根室市納沙布岬へ(すぐそこには歯舞群島)→https://ameblo.jp/takatch/entry-12128185578.html
(3)まとめ
実際にロシアや北方四島に行かれたことのあるお二方のお話はおもしろかったです♪
現地でありのままに感じたことを、ご自身の言葉で伝えられたので、私にもよく伝わりました✨
貴重なお話をありがとうございますm(__)m
青年団活動を通じて毎度感じるのが、「青年団だからできること、青年団がきっかけになることがたくさんあるよね~」ということ。
これまであまり北方領土問題について学ばなかった私。今回のオンライン学習会を機に1つ学習!
同じ世代&顔なじみのメンバーと一緒に学べる点が、私の背中を後押し!(それでも私はまだ猫背のままw)
そして、青年団は歴史ある全国組織=全国各地に学習になる現場・その道のベテランがいらっしゃるのが大きい✨
これまで全国各地の現場に赴き、様々な方とお会いしました(平和学習、組織づくりなどを学習)。
青年団=同じ世代の仲間が結束することもできる場でもあり!
私もまもなく青年団歴17年目に入りますが、ここまで続けられている背景に、「青年団には学びと仲間と言った出会いがある」があげられると、今夜の学習会で改めて実感・手ごたえ。
全国の青年団のみなさま、ありがとうございました&今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m
長文・乱文失礼いたしました💦
今回の学びが、多くの方に届けば幸いですm(__)m
以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
☆「青年団・地域活動✎」動画集→https://youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwD-_AZAG6c_M8gos44YcwqS
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