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おごめ~ん、大分のtakatch親方 です(`・ω・´)ゞ

今夜は2つ日記記事を更新します!
どちらも、28日(土)~29日(日)深夜のことです。


  • 今回は、メインの国東でのお祭りについて。
  • 次回は、その前後に入った別府の温泉についてです。



今回は国東のお祭りについてです。
修正鬼会(しゅじょうおにえ)」というお祭りを見ました!

*「修正鬼会」(国指定重要無形文化財)
五穀豊穣を祈願する寺院の正月行事である「修正会」+大晦日夜に悪鬼を追い払う宮中行事の追難式が変化した鬼祭り・火祭りが一体となった行事といわれます。
旧正月に行われ、五穀豊穣・家内安全・無病息災を祈願。
僧侶が扮した鬼たちが、境内や集落をまわります。

国東半島ではかつて65の寺院で行われていましたが、現在は3寺のみ。
豊後高田市の「天念寺」、国東市の「岩戸寺」・「成仏寺」。
(国東市の岩戸寺・成仏寺は、隔年で開催。西暦偶数年の今年は、成仏寺で開催。)


もともと祭り好きな私。
また、現在大分県のことを勉強中の身です。
そこで、国東半島を代表するこの修正鬼会を見て、1つ勉強しようと思いました!
(国東市については、昨秋の「ケベス祭り」にもお邪魔しました。
http://ameblo.jp/takatch/entry-11048248067.html )



修正鬼会は、夜に行われると伺っていました。
よって、会場である成仏寺には20時過ぎに到着しました。


↓到着時、お堂で読経が行われていました。
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多くの客で、中がよく見えず…。

↓なんとか堂内を撮影(撮影OKのようでした。)
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僧侶が集っていました。

↓壇上には、鬼のお面。
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読経終了後、僧侶は次なる準備へ。
特に、鬼に扮する僧侶は、扮するまでは地面に足をつけてはならないそうです。
そのため、「タイレシ」と呼ばれる若者が、僧侶を背負って堂と着替え所を往来します。
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さて、ここで私は堂の横側へ移動。
堂内の様子を大分確認できる状況となりました。



・22時ごろ「開白(かいびゃく)の舞
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“香水棒”と呼ばれる棒を持ち、僧侶が法舞します。


↓鬼役の僧侶も
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↓さらには、観客も!?
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・22時15分ごろ 「四方固
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四方の天王に対し、守護してくれることを祈願します。
採り物は刀です。



・22時20分ごろ 「鈴鬼
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2体の鈴鬼が、この後登場する鬼たちを招きます。



・22時30分ごろ 「荒鬼
ついに鬼が登場します!


↓鬼の準備です
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なお、他の2寺では、鬼は2体(赤い「災払鬼(さいばらおに)」、黒い「鎮鬼(しずめおに)」)です。
この成仏寺では、もう1体(赤い「荒鬼(あらおに)」)が加わります。
計3体。これまた、寺院・地域によって微妙に異なる特徴なんですね!

さあ、酒を口に含み、いよいよ鬼に魂が宿ります!
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ぶれていますが…いきなり暴れだし、ついに堂の外へ!


外では、まず鬼とタイレシとの踊りです。

横に動きながら踊ります。
どことなく、文○堂のカ○テラのCMを思い出させ、可愛らしいです♪(失礼ながら…。)
(↑「寺だけに“カ○テラ”」ともつっこまぬように…w)

その後、鬼とタイレシとで輪になり、これまた踊り。
なお、この時は輪の中に観客が入ります。
踊り後、松明で肩を叩かれ、無病息災等を祈願されます。
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この後は、集落に降り、各家を訪問。
祈願をし、おもてなしを受け…の繰り返しで、すべての日程を終えるのが朝5時ごろだとか!?
あいにく、私は輪で祈願を受けた後、すぐさま会場を後にしましたが・・・。



なお、私が訪ねる前にも行事が行われたようです。


・15時ごろ 各僧侶が正装で成仏寺に集合


・19時半ごろ 「垢離とり」→タイレシが禊をします。


・20時ごろ 「松火上げ
 大松火(おーたい)を立て、その後、境内へあげるようです。
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↑大松火のあと



また、会場では、味噌のお餅が振舞われていました。
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販売もされていましたし、境内でも配られていました。
まぁ、正直味噌がちと辛かったですが・・・。
(地元の方も「ちと辛いな~」と口にされていましたし…。)



その他、鬼について。
鬼といえば、「角」のイメージが強いかもしれません。
しかし、お面をよく見ると、角が無いのです!
これは、このお祭りでの鬼=「祖先の化身」(≠悪鬼)なのです!
(赤い災払鬼=愛染明王、黒い鎮鬼=不動明王の化身だとか。)
国東市の観光サイトで、鬼が「国東の鬼はぜんぜんこわくないよ!」と言ってますが、このことを意味しています。


…と、修正鬼会の様子は以上です。


六郷満山文化栄える国東半島。
その土地ゆえ、神社・仏閣でのイベントが多く、有名ですね!


今回は寺院での行事。
予想以上に、結構にぎやかなものでした!
読経時は荘厳感が漂っていましたが、開白の舞あたりから雰囲気がいっぺん。
会場に笑いがたくさん起こっていました!(ミス等もあって。)
よい意味で、人間味溢れる行事でもあるなという印象でした☆


また、この記事を書く際、様々なサイトを参考にさせていただきました。
この祭りの由来、流れの意味など勉強となりました!
当初、「有名だから」、「鬼が登場しておもしろそうだから」といういわば軽いノリで見に行きました。
そこで、各流れを興味を持って見ました。
そして、こうして書きながら、「あの舞はこういう意味があるんだな」と、後々意味づけができました。
学びが深まったということで。
(もちろん、予習してお祭りに行くことも大事だなとも痛感。)


また、こうして自分の興味のあること(お祭り・温泉など)を手段とし、地理も少しずつ覚えています。
こういうところでも学びを広げたり重ねたりしたいですね!


同じ大分県内でも、まだ知らないことがたくさんある。
そして、初めて知ることでおもしろさも湧いてくる。
…ということで、これからも県内外を足繁くまわります!



以上、メインの修正鬼会についてでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆
なお、このあともう1つ日記を書きますので、よろしければごらんくださいm(__)m


<P.S.🎥他の年/寺院での修正鬼会 動画集>

YouTube2020年 豊後高田 天念寺修正鬼会動画https://youtu.be/210rUa9GPnc

 


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