舞台の出番と出番の間に
来月の舞踊のカツラ合わせをしました。
この土台が合わないと
頭が締め付けられて、頭痛や吐気を模様す事も多々あります。最悪鬱血して失神する事も
鬘合わせはとても重要な準備のひとつです。
この鬘の土台に髪の毛を通した
羽生(はぶたい)と言う生地を貼り付けます。
勿論手作業です。
そして土台に羽生(はぶたい)が髪の毛が付いた状態のモノを床山さんへ渡して
そこから結い上げ、飾りを付けていきます。
来月私が出る演目は歌舞伎座で昭和50年代?に
やられた舞踊劇の一部で
わたくしの場面「秋」は先代の梅幸のおじ様
今の七代目菊五郎兄さんのお父様が演じていらした唐人の妻のお役です。
とても資料が少なく又
振付・演出の藤間勘十郎さんから
衣裳と髪型等のアレンジをお任せ頂いたので
床山さんや衣裳屋さんと相談しながら
進めています。
お楽しみに!