最後のお別れを父としてまいりました、
家族葬だったのですがほとんどの役者が来ていて、玉串を捧げる役者やスタッフ関係者を見ているとその方と左團次先生の会話姿が鮮明に目に浮かび…
左團次先生が如何に全ての人へひとりひとりに
それぞれお声掛けをなさり気にして下さっていたか、あらためて歌舞伎界にとり神のような存在だったのだと思いました、
神主さんも最後に仰いました
「コレから御霊は神になり
皆様を御守り下さるでしょう」と
又弔辞に立たれた音羽屋のおじ様の温かいお言葉
そして團十郎白猿さんの市川宗家としての感謝の言葉、御子息男女蔵さんへは本当に言葉が少ない関係でしたが團十郎白猿さんの弔辞の中に
男女蔵さんへ
左團次先生(荒川欣也先生)の言葉で
「荒川の川は汚しても市川の川は汚すな」
と仰ったそうです。
歌舞伎役者として
ふだんはどうであれ芸の道に真摯であれとの
意味だったと僕は勝手に解釈しております、
こんなに愛される人って
愛された人ってもうこの世の中に存在しないと思う今日です。
合掌
「チビ」は出劇します。
良く左團次先生にチビと呼んで頂いていました。