本日も無事に出劇でき楽屋内で

化粧の準備中



今月は、普段 父仁左衛門が使う広い楽屋へ

コロナ禍恒例の

一部屋に、一部・二部・三部の役者が同居

同じ部屋を三人で使うのですが

感染予防対策の為に、

絶対にスレ違いでも会わない会えない時間調整がなされています。



さて、


この部屋、父が出る時は専属的に使っている部屋

今の大幹部(だいかんぶ)さんだけは部屋が固定されています、僕みたいた立場だとその時その時のメンバーによって楽屋は変わります。

 私が指をさしているのは、

普段父が使っている姿見鏡

大幹部さんともなると鏡台も立派ですし

調度品も一流の物ばかり

父は今月休みで又来月この部屋へ入る予定なので

姿見を片付けないで置いておいて貰いました。


この鏡台や姿見、脇机などを新しくしつらえると

高級車が買えるお値段から〜になってしまいます、昔はどうだったのでしょう?

今は職人さんも少なく適した木材も貴重だから

高くなったのか?

指物師の方にお願いして

私の鏡台も補修してもらったのですが…

歌舞伎や日本古来の物には色んな職人さん達が

携わっていらっしゃいます、

どうか我々も含め職人さん達安心してお仕事が出来る世の中になると良いなぁと考えたりしながら

お化粧始めます。