京都の東西合同顔見世興行には



我が松嶋屋は関西勢と言う事もあり
毎年出させて頂いています。


今年は
皆様もご存知の通り
感染症対策や興行主さんの諸々の事情で
開催は難しいと諦めていました。

開催して頂き
本当に嬉しく
有り難い気持ちでいっぱいです。


顔見世は東京も名古屋もあるのですが
京都の顔見世だけは何故か
歴史的にも?京の師走行事的に扱って頂き
顔見世でも別格扱いになっています。
又京都の町は
五花街の町と劇場・歌舞伎が親密な関係もあり
毎年、五花街
祇園町を筆頭に総見と言って両桟敷を貸し切って下さり舞妓さん芸妓さんがずらーっと並ぶ姿、迫力は舞台より華があるように見える時も…
勿論夜はお客様とそんな花街へ
ご挨拶へうかがったりして来ました。

又舞妓さんがこの時期限定のかんざし
まねきにサインをして貰うために
楽屋へ来て下さったり顔見世の時期
街も楽屋もそれはそれは華やかなものです
(楽屋は現在届け物、宅急便、お花、番頭さん
も出入り禁止)


今は花街も自粛ですし
我々も不要な外出は控えて下さいとの
要望もあり基本的にホテルと楽屋の往復です

京都は祖父の家もあり
叔母達もいますので昨日も行きたかったのですが千穐楽が終わってから
祖父や祖母のお仏壇へ
挨拶に行きたいと思っております。

兎に角
こんな静かな京都…

今年は全てが初めてづくしで
驚くばかりですが、
兎に角千穐楽迄皆んなで無事に
笑って迎えられる事を祈るだけです


皆様も
くれぐれもご注意下さいませ


アー
他の部の先輩や同輩、後輩の顔が見たいです。
お話がしたいです。