教科書の読み聞かせのお話のパート②
は、この六年前のシンガポール日本人会でお知り合いになった当時シンガポール日本人学校の
光嶋先生からのお話で
驚いたのです。
先生は私へ取材で会う前に事前に孝太郎を調べて下さり下の記事の中でも私が主演させて頂いた
映画のDVDを持参して記念写真を
その先生からお聞きしたのが
授業の教材で貴方の朗読を聴いています。
と言われた時は嬉しかったです、
海外に住んで居る日本人の子供達に自分の朗読が
役に立っている
本当に嬉しかったです。

そしてこの取材の後のお話から是非学校で歌舞伎のお話をして下さいとの依頼
年をまたいで二回目のシンガポールへお邪魔した折に日本人中学校で子供達に講話をする機会が得られました。
皆んな凄く真剣に聴いてくれたのは未だに忘れられません海外に住んで居ると大人の方でもそうですが日本が恋しくなったり日本をもっと知りたくなったりしますよね、だからでしょうか子供達の目は輝いていました。
講話の後に校長室で校長先生から
「少なくてすみませんが御礼です」と
封筒を頂いたのですがとっさに頭に浮かんだ事を校長先生と光嶋先生にお願いしました。
「この封筒の中身でどれだけ買えるかわかりませんが子供達の為に歌舞伎の本を買って下さい」
お陰様で後に図書室に歌舞伎コーナーが出来たとご報告を受けました。

この講話にはまだ後日談が有り、
それから四年後位でしたか京都のお料理屋さんでお知り合いになった名古屋のお客様がママ友と
歌舞伎を観に来て下さり何かの話で
このママ友さんの息子さんが偶然シンガポールの講話を受けて下さっていたと、、、
ママ友さん
「当時の息子は反抗期か普段家庭で会話をしてくれなかったのがその孝太郎さんの講話の日は学校から帰って来て珍しく色々話をしてくれて…だから忘れられないんです」

コレを聞いた時は目頭が熱くなる思いをしました、同じ子を持つ親として、、、
何というご縁なんだ、、、
本当にじーんときました。


僕も忘れられない素敵な朗読の仕事が出来
光村図書さんはじめ関係者の皆さんには心から感謝しています。




追伸…
5月14日を最終回にした理由は
此処に登場の光嶋先生のお誕生日でしたので
本日にさせて頂きました、
光嶋先生お誕生日おめでとうございます。