3月1日

いまから
二〇年前の

二〇〇〇年

三月一日

午後三時三十九分

2928kg

我家に、跡取りと思しき
男子が誕生しました。


私は分娩室ギリギリまで背中をボールを使い
お産の痛みの軽減に努めていました。

予定日は二月末「博多座の公演中」に産まれるはずだったのですが、私や祖父祖母の帰りを
待っていたんでしょうねぇ

午後三時三十九分を過ぎ
直ぐに看護師さんが僕のところへエンジェルを
連れて来てくれて看護師さんの第一声は
『お父さんに良く似た男の子さんですね』
と、猿の様な顔の状態の赤ん坊をみて言いました。

アーそう言うリップサービスをするんだなぁ
と勉強になったと思いました。

しかし
母子が寝ている時の写真を撮ってみたら

自分が産まれた時、僕が母に抱かれている時の
猿顔と、同じ顔をしていて

看護師さんの、言葉は事実だったんだと
思い改めました。

兎に角、溺愛し
千之助の日本語第一声は
ママではなく、『パパ、papa』と言わせました。

これは僕の勲章の一つだと、思っています。

小学校高学年でも
「パパ子守唄歌って」とせがんでくれる息子が

二十歳になりました。

ようこそ大人のせかいへ

死ぬまで自分に鞭を打って
死ぬまで現役、それは歌舞伎役者いがいでも…
人生を全うして欲しい
人に迷惑を掛けずに好きな事を好きなだけ
して欲しいと思います。


親バカかなぁ笑笑(泣)