『第二回研の會』


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昨日の舞台稽古には、
音羽屋の兄さん
菊五郎兄さんがいらっしゃっての御指導

時蔵兄さん
歌六兄さん
又五郎兄さん

僕の母こと竹三郎さん

そして賛助出演に染五郎さん

尾上右近と言う人間がいかに期待され愛されているか、


子供教室が終わってから
昨日は舞台稽古を拝見し、
今日は船弁慶を拝見しました。



見ていて彼から伝わって来るのは
兎に角芝居が好きなんだ‼️

コレをやりたい、
アレもやりたい、
と言う気持ちを沢山感じました。


僕は若手を見るとき、自分の息子も含めてですが
自分がその若手の年齢の時に、どこまで出来ていたか?それにチャレンジする事が出来ていたか?などを基準に見たりしています。

いま若手の中で自主公演をひらく事がよくありますが、

自主公演は、体力も精神力もお金も
とてつもなく掛かる事なんです。

この段階で僕は彼等には脱帽します。

又今回は、「船弁慶」とてもレベル・ハードルの高い舞踊です。

コレを染五郎さんの肩を借り、鷹之資君と言う船弁慶の最高峰だった富十郎おじさんの息子をむかえ

自主公演として、とても素晴らしい配役の気迫に満ちた船弁慶を拝見し目頭が熱くなりました、右近君のお母さんと並んで拝見していたので終演後思わず
「お母さんご苦労様でした。おめでとう」
とハグをしたくなりましたが

そこは抑えて帰ってまいりました。


歌舞伎はゴールの無い山登りみたいな世界です、
いま彼は若手の中で少し優位なところがあるとしても、この何年・何十年か後に何処のポイントまで山を登れるか、
後輩と肩を並べる事も考えられるし
先輩と肩を並べる事も考えられます。


今日は超満員の国立小劇場でした。
今年見に来て下さったお客座は来年の右近君の成長をみて、叱咤激励をしてあげて下さい‼️

役者はそうしたお客様やスタッフ、先輩のお陰で成長していきます。



ケンケン✨✨


お疲れ様でした❣️