昨晩は、約七〇〇名の
立派な披露宴で、たぶんその七〇〇名様
全員が感動し涙されたと思います。
かくゆう私も泣きました(泣)

 獅童さん
『今日は泣かない…』と宣言しながら
涙をいっぱいこらえての皆様からの温かいお言葉に感謝の笑み
そして自分のスピーチでは、声をつまらせていました。

一月新橋演舞場で彼と共演している時に
獅童君は、沙織さんを連れて僕の楽屋へ挨拶に来てくれました。
『三月に式をします。沙織です、宜しくお願い致します…』
沙織さんは少し地味目の着物を着ていたので後日獅童君に
「お着物チョット地味目だったね…」と言いました。
彼の返事は
『亡くなった母の着物なんです』
と、昨晩の結婚披露宴でも
ドレスはお母様が五〇年前に披露宴で着ていたドレスを手入れして再現

母子二人で頑張って来て
沙織さんが加わり、三人で~と言う矢先にお母様の突然の訃報
獅童君だけでなく沙織さんもどんなに心細かっただろう、辛かったろう
そしてお母様もご無念だったでしょう。

けど一月の演舞場の時
そして昨日の披露宴の時
獅童君のお母さんのDNAが血筋の無い沙織さんの中で脈々と生きている事を再確認しました。

獅童さん
沙織さん
本当におめでとうございます。


追伸…
歌舞伎界は大きな家族です、皆んなで力を合わせて頑張りましょう