受験生の皆さん、こんにちは。
笠岡です。
今日は『数学の学習の仕方』に関してアップしますね。
私は、受験数学ができるようになるには、次の4つが大切だと思っています。
①基本事項の確認と証明
②問題を解く
③反復練習(理系3回、文系5回)
④設定を変えて考察する
以下、細かく書きますね。
①基本事項の確認と証明
基本事項とは、公式、定理、数学的な考え方などを指します。この内容を問題を解くときに使うのですが、その基本事項の成り立ちや問題でどのように使われているのか?などが大切だと思います。ぜひ、公式を公式として覚えず、原理原則などを知り、覚えるようにしましょう。
ちなみに、公式、定理、数学的な考えとは以下のようなものだと思ってください。
公式:内分の公式、等比数列の和などなど
定理:正弦定理、包除の定理などなど
数学的な考え:2円の位置関係などなど
です。
名前も覚えてくださいね!
②問題を解く
これはそのまま問題を解くことになります。予習、授業、復習で数学の問題演習をしますよね。数学ができないこのほとんどがこの過程だけになっています。
③反復練習(理系3回、文系5回)
反復練習をするとは、復習をするということです。普通のことですが、ここで①基本事項の確認と証明、②問題を解くの2つを意識してくださいね。また、基本事項が問題でどのように使われているかも考え、覚えていくことが大切になります。問題も1回で覚えてしまう人もいますが、そのような人になれない我々は回数をこなすしかないと思います。なた、反復練習の回数は過去に数学をサボった量に比例し多くななります。
高校だけサボっただと3回程度
中学校から苦手で、高校も・・・の方は、5回〜7回
小学校から・・・・の方は、10〜20回
となることもあるので、自分の昔の姿を思い起こし、復習する回数を考えてみてください。
④設定を変えて考察する
特に、理系生に大切かなと思っていますので、文系生はなしでも構いません。
設定を変えて考察するとは、数列であれば初項や公比を変えてみる。和に関しては、1〜nまでの和を、奇数項・偶数項の和であればどうなるか?2k-1→3k-2→1-2kならばどうなるか?など、普段やっている設定と違うことを考え、その結果どのような計算になるかを考察することを言います。
これから1年、一緒に受験数学に取り組みますが、数学以外の記事もアップするので、またみてくださいね!
笠岡