こんにちは!


娘とのホームリーダー、今回はロアルド・ダール氏のBOYです。


https://www.shohakusha.com/book_detail/392




ロアルド・ダールってどんな作家だろうと思ったら、チョコレート工場の作者なのですね! 映画は面白かったです😊


まだ読み始めて最初の数ページですが、早速意味が取れない一文がありました。


ストーリーはまだロアルド・ダールが生まれる前、彼のお父さんがノルウェーからフランスやイギリスへ移住して、というところです。お父さんは最初の妻の死後、後妻を見つけにノルウェーへ戻ります。


そして、将来の妻となる女性と出会ったとき…


Being a fellow who knows a good thing when he saw one, 


で、彼女にプロポーズしました。という内容でした。


この英語の一文が全く分かりませんでした。

fellow 同士?仲間?

good thing 良いこと?

one 彼女?何を指している??


2日後、娘が学校から回答をもらってきました。


「良いものは良いと分かる男だったので」


はあ〜、そういう意味!

なんで彼が彼女に告白したのか理由が分かって晴れ晴れしました。


簡単な単語で書かれた文章ほど、逆に答えに到達しにくい事がよくあります。


この文章は、know a good thingで検索すれば下記のように答えがありました。


https://eow.alc.co.jp/search?q=know+a+good+thing+when+one+sees+it


ここまですぐにたどり着けなかったのは、fellowや
oneに対しての理解不十分だなとも思いますが、ネイティブならよく聞くフレーズだったのかなとも思います。

例えば、日本語なら、イッテQの宮川が

「見たら分かる、安いやつじゃん」と頻繁に言っていた時期がありますが、このフレーズを知っている人は、「見たら分かる」と聞いただけでその言葉が持つ意味を(面白みなどを含めて)理解できますよね。

でも、そのギャグを知らず、ただ言葉として、「見たら分かる」だけ聞いても、ピンと来ないと思うんです。

個人的には、know a good thingは、そのような類のフレーズだと思います。じゃあどうやってそういったフレーズまで頭に叩き込むのかというと、やはり英語圏でない場所で同レベルになろうというのは難しいなあと、ただひたすらに出会った言葉を咀嚼し続け、また何度も出会うために多読や多聴することなのかなと、後は、そのフレーズをグーグルで検索して、他に使われているのを確かめてみるとか。know a good thingも検索してみると、最初に紹介した文とよく似た文章でいくつかヒットしました。


ところで、読んでいる途中に「あれ?これ息子が高校生のときも一緒に読んだよ?!」と思い出しました。息子と娘は違う高校に言っていますが、ホームリーダーで使われる本はよく似ています。でも、どんな話だったっけ?また新しい気持ちで読み進められそうです口笛