アプリ「スピーク」を使いながら、話すことのレベルを上げるにはどうしたらよいか、考えています。


「スピーク」のレッスン(訓練)を受けるだけでも、もちろんスピーキング力強化になるでしょう。しかし、何かをプラスアルファで気にしながら話せば、もっとスピーキング力を上げていけるのではないか、と思うのです。


それは、NHKラジオ講座「ビジネス英語」のインタビュー回を聞いているときのことです。今月のインタビューは女性ジャーナリストなのですが、ゆっくりと平易な言葉で話しているのに、なにかうまく理解できないもどかしさを感じました。文章で字に描かれていたらすっと理解できそうなのに。


色々考えて到達した一つの推測は、英語で聞くとうまく映像化、イメージ化できていないのでは、ということです。だから、音として知っていても聞き取れない状態をあえて言語化するとしたら、流れてくる音符の譜面のようなイメージでしかないことがあります。


母国語(日本語)を話しているときって、そんなに映像化している??普段意識していないので、意識することさえ難しい。でも、娘が友人の話をするとき、会ったことがなくても、なんとなく妄想でその友人の姿を思い浮かべていますね。


では、もっと抽象的な言葉は? 開発、促進、戦略…。もわーんと頭の奥の方に何かがイメージされているのを感じます。そこには、自分の感情も乗っかっているのを感じます。


感情、これが大事なのかも。英語で書かれた物語を読んでいて、昔よりはましになってきましたが、日本語で書かれたものより無味無臭な感じなんですよね。それってつまり、言葉に感情がのっかっていないからかなと思います。


それでも、書かれたものを読むときは理解できていると思っていましたが、今、改めて英語ニュースを読んでみると、簡単な文章は英語で理解できているが、少し高度な内容になると、日本語に変換しているのかもしれないなと思えてきました。英語を英語で理解できていないのかもしれません。


考えすぎて頭がこんがらがってきましたが、この分析はそんなに間違っていない気がします。


イメージ化を意識しなければ、英語を英語で理解できないし、処理速度の高いスピーキングに対応しきれないのではと思います。


しかし、言語ってなんでしょうね。理解するってなんだろう。うまく言葉にできません…。