息子の大学受験中にお医者さんの受験に対する意識の高さを垣間見た件がありました。


それは、ある大きな病院で息子の親知らずを抜いたときのことです。去年の春休みに一泊二日で親知らずを抜いたあと、その術後検査が半年後と一年後に行われることになりました。


その半年後(10月)の検査(息子高3)の際、主治医で30代くらいの感じの良い口腔外科の先生の方から「次回は2,3月頃に来てほしいのですが、受験などで忙しいですかね」と言われ(私達は何も言ってなかったのにびっくり)、私が「そうなんですよ。」と話すと「では、落ち着いたら予約してください」と言われました。


前期試験合格発表で大学が決まった3日後に、息子は一人で一年後検査を予約し検査に行き、術後の経過も問題なく終えたのですが、そのときその主治医から、


「で、大学どこ行くの?」


と聞かれたそうです。


息子は驚いて、(どうだった?とか、決まったの?じゃなくめちゃくちゃストレートにきいてくるやん驚き)と思いつつ


息子「あ、〇〇大学です。」と答えると、


主治医「へー、何学部?」


息子「あ、〇〇です」


主治医「へー、すごいね。」


息子(いや、全然すごくないでしょ、ていうか、あなたのほうがむちゃくちゃすごいでしょ!無気力


と帰ってきてから話していました。私はこれを聞いて、お医者さんの医学部受験はそれはそれは大変で、きっとその経験から年頃の患者に対してはそのことが気になっちゃうんだろうなと思いました。


この手の話はこの口腔外科の先生だけでなく、息子が通院している耳鼻科の先生も、共通テストの前週に受診した際、「受験で忙しいだろうからいつもより薬を多めに処方しようか」と気にされたそうです。プライベートな話は一切したことがなかったので、その配慮に驚いたものです。


受験ブログを見ていても、医学部受験がすごく大変そうでブログも盛り上がりますよね。お医者さんというのは、受験のアンテナが高いと気付かされるエピソードでしたウインク

そういうのを経て、その後も勉強し続けて、先生になられて、尊敬します!