佐伯 城南町 フツーのコンビニオーナー
セブンです
あんまさんってご存知ですか
セブンにはもう40年近く前から知っている「あんまさん」がいます
たぶん初めて会った時はちょうど4歳頃。
おばあちゃんがセブンの自宅にあんまさんを呼んで、按摩をしてもらって居る時に
「ちょこんとそこに座って、私を「じーっ」と見ている子がいたんよ、たぶん今思えばそれがアンタだと思う。」ってそのあんまさんが言うからね
あんまさんは目が見えないから、目をつぶっているけど、実はこんな調子で色んなモノが見えている(笑)
お付き合いも長いから、セブンの体を触れば、どこが悪いのか分かるし、携帯でメールも打てれば、電話することだって出来るしFAXで注文だって送って来れる。
パソコンでCDを作って、週末の休みに友達を呼んでカラオケ大会を企画してみたり、無線をしてみたりラジオを聞いてみたり、
毎日の自分の食事を作ったり、夕食の時の1合の焼酎の晩酌を楽しみにしてみたり、本を読んだり点字の翻訳をしてみたり、
目が見えないって、とても不自由でセブンと人生と比べると、手に入れられないモノも沢山あると思うけど、
その83歳のあんまさんはいつも穏やかで、セブンの体をマッサージしながら「私はシアワセもんじゃー」と言うんだ。
子供の時に目が見えなくなって、とても大変な事も沢山あったと思うけど、セブンが知ってるあんまさんは「あれがない、これもない」と不満を漏らすことも無く、
色んな事に興味を持ってチャレンジして、仲間の為にとあれやこれやと考えて、それを楽しそうに準備したりしながら「今」を生きている。
寝たきりの奥さんのお世話もずーっとしながら、ちゃんと彼女も居たりして、セブンとそんな話もしたりする(笑)
外から見たら「住んでる人が居るのかな?」ってアパートに居るし(笑)、決して裕福でも、有り余る富がある訳でもないとは思うんだけれど、
部屋の中はキチンと清潔に整理整頓されていて、毎日この年までこうして自分に出来るだけの仕事をして、毎日お腹が足りるだけの食事をして、先々に何の心配もないと話す あんまさんは
実は沢山のモノを持っているのに「あれもない、これもない」と言う人より心穏やかに、豊かに暮らしてるんじゃあないかな〜
この本を読みながら思ったのは概ねそんな事です。
今日もブログをお読みいただいてありがとうございます。
このブログがアナタの何かのお役にたてれば嬉しいです
あなたとアナタの大切な人に
沢山のシアワセが降り注ぎますように
アイと感謝を込めて
ほなほな