12月11日、森下由紀先生が亡くなりました。
最初にきいたとき、ただひたすら何の話なのかわかりませんでした。
森下先生は、父のお客さんであり、僕が音楽(ハンドフルート)を始めたころから支えてくださっていた恩師でした。
初めて人前で演奏をすることになったとき、楽譜を作ってくれました。
その頃はほとんど読めなかったけれど、初めて自分のものになった楽譜だったと思います。
そして森下先生の発表会にもゲスト出演させていただき
そこから少しずつ
演奏する場が増えていきました。
初めてケーブルテレビの収録を受けることになった時に
ピアノ伴奏をしてくれたのも先生だったし
高校のイベントのときも、先生が伴奏して、上手く演奏できました。
熊本県下の高校が集まる、高校総合文化祭のオープニングアトラクションで演奏することになった時も、先生がついてきてくれて
そのイベントがきっかけで、5chというテレビ番組に出演することも出来ました。
そのときも先生だったね...
その関連のイベントや、いろんな演奏に行った時も
森下先生がずっと伴奏して、支えて下っていました。
自前のシンセサイザーを買ってついてきてくれたよね先生...
本当にたくさんのピアノの生徒さんがいて、みんなに愛されてて
毎年の発表会に気合入れていて
手作りの作品が、ピアノのある自室や発表会のステージをかざっていて。
そして優しくて思いやりがあって、行動力があって、何でもやってしまう....
僕もその後、何回も発表会で演奏させていただきました。
僕が今日まで音楽を続けてこられたのは、先生がいたからだと思います。
まだ先生にプロデビューしたところも見せられてないのになぁ....
亡くなる当日も、ブログでいいねしてくれていました...
皮肉なことに、亡くなられた12月11日は、森下先生の誕生日だったそうです...
本当に急なことで、お葬式に行っても
これが誰のお葬式なのか本当に実感がつかなくて。
けれどそろそろ受け止めなきゃいけないと思います。
先生、ハンドフルートも音楽も磨きをかけて、少しでも上を目指します。
ピアノももっとまじめに練習します...
先生、亡くなってしまうなんて...
残された生徒さんたちも、いまだに嘘だと思っているだろうし
先生も、もっとたくさん教えたいことがあったはずだよね。
僕だって、先生に聞いてもらいたい話や、演奏や、たくさんあるよ。
今日をしっかり生きます。
また遊びに来ます、先生。
そのときはまたいつもみたいに
大知くんまたねって言ってください。









