【釜炒り茶柴本・柴本俊史(しばもと としふみ)さん】

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生産地:静岡県牧之原
代表するお茶の種類:釜炒り茶、和紅茶
農法:山羊農法、自然農法
一言で表すと「星を愛するチャレンジャー」

 

 

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釜炒り茶・柴本


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【part2  釜炒り茶との出逢い】

 

 


お茶づけの高校生活の中、
緑茶の文化が根付いているこの土地で
烏龍茶や紅茶といった明白に違うお茶ではなく
あ・え・て、緑茶の中で、

『品種や産地の違いではなく、根本的に違うお茶』

を探していた。


そんな時、「明日の銘茶静岡」という展示会で彼の今後の人生の道となるお茶と出逢ったのだ。

それが柴本さんの代名詞『釜炒り茶』だった。


釜炒り茶の普及活動を行なっていた故 小川誠二さんの淹れてくれたお茶に衝撃が走った!

ここで釜炒り茶に『感染』した!


ここでの釜炒り茶の感染が無かったら、お茶農家をやっていなかったかもしれない。
とまで語ってくれた。








日本で広く飲まれている煎茶は「上茶」。

釜炒り茶は日常的に飲む「常茶」。


お茶は身体に良いものとして古来飲まれていた。

それは、
お客様が来た時には煎茶(上茶)を出してもてなし、
普段の食事の時などにはカフェインの少ない釜炒り茶や番茶(常茶)をいただくという文化が受け継がれていたからだそう。

しかし、
産業としてのお茶の発展とともに、上茶と常茶の区別が無くなり、身体に良いお茶という概念も薄れつつある。

釜炒り茶は煎茶と番茶のちょうど間のような存在だという。

柴本さんは自身のお茶生活の中で、常茶によって体調の改善を実感し実践している。



当時(2003年ごろ)、静岡県で釜炒り茶を生産する農家はいなかった。

お茶の生産量日本一のお茶所・静岡で
こんなにも美味しくて身体にいいお茶を飲めないなんて
なんて不幸なんだ!


なら、自分が作ろうじゃないか!!!!

釜炒り茶・柴本の第一歩はここから始まった。