縁ある君に。(尼崎JR脱線事故) | たかっさんのブログ 『縁ある君に』

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ここで会ったのも何かの縁、お気軽に。

あれから9年。
早いもんやなあ。


昨日は、事故現場へ。
焼香に。手には、ビールを。2本。


尋常ではなかった。
当時、勤務中で。
大阪本町にある会社から、
たまたま、尼崎にある事業所に、
バンニング(コンテナ詰め)の立ち会いに。


事業所は、阪神尼崎から遠いので、
当時、西淀川区の佃というところの
社宅にもどり、原チャリで、現場に行く途中。


やたらと、サイレンの音。
救急車だけでなく、青いJRの車両も。

いったい何事と思い、
ついていくと。


いつも通勤で乗る電車が、
マンションに『張り付いて』いるやん。
すぐ近くには、福知山方面に行く特急電車と、

尼崎方面に行く、快速電車が。


その横には、ブルーシートで覆われた方が。
ピクリとも動かない。


当初は、傍観者。
でも、近くの中央卸売市場から来た感じの、
おっちゃんが。
『にいちゃん、手がたらへんねん。
 手伝ってや!!』と。


それから必死のパッチで。
担架をかついで。負傷者を。


担架で線路の枕木を渡るとき、

足をひねって。

昔の古傷が。イテテ。。


ワイシャツには血が。

それを見て、

嫁さんが、

『誰かとまたケンカしたん?』と (苦笑)



以前、焼香に行った時、
隣にいたにいちゃんにその話をすると。

涙を流しながら、
『ありがとうございます!』と。


その兄ちゃんは、空手をやってるのやろか、
『演武(空手の型)』を披露。

その兄ちゃん、友人を亡くしたらしいと。
思わず頬に涙が。


神様の見てるんやろなあ。
それから、

会社の避難訓練の担当者
(防火・防災管理者)

などに任命されて。
縁なんかなあ。


この地に来るのは、2年ぶり。
東京に単身赴任してたんで。


また来年も来ようと思ってます。
いつも深夜に。

いろんな思い出が駆け巡ります。


ワクワク、ドキドキは、今日はなし。