富士山は遠くから眺めるだけでいい | 午前零時零分零秒に発信するアンチ文学

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時事問題から思想哲学に至るまで、世間という名の幻想に隠れた真実に迫る事を目的とする!

本一高いのことだ。

 

随分と昔に新幹線から観たことがあるんだけど、あいにく曇りでねえ。

ボンヤリとしか見えなかったんだけど、スンゲェ雄大というか、余りにも大きいので怖くなったくらいだ。

 

もしも、これが晴天だったら、さぞかし美しくて立派に映っていたことであろう。

 

標高3776メートル。実際に富士山に登ってみたいという人が後を絶たないらしい。外国人にも人気があるとか。

 

でも、実際に登ってみた人がいうには、それほどキレイじゃないんだとか。

上に登っていくほどゴミだらけだし、空気は薄くなるし、まあとにかく大変な環境らしいのだ。

 

それにだ。

 

富士山のある場所も、何だか微妙なのだ。

静岡でもあるし、山梨でもある。どっちが?ってハッキリしない訳よ。

 

■清原和博さんの話

 

今は野球解説者として有名な人だ。高校時代はPL学園で5度の甲子園出場。優勝2回、準優勝2回、ベスト4が1回、自身の甲子園通算本塁打13本(日本記録)という華々しい記録を打ち立て、ドラフト1位で西武ライオンズに入団。

 

1年目から不動の4番に座り、ライオンズの黄金期を築く。

 

そんな清原さんにとって、読売巨人軍というのは、やはり特別な存在だった。

まるで、富士山のように雄大だったという。だから、一度は登ってみたかったのであろう。

 

そんで、念願かなって、読売ジャイアンツへ移籍した。

ジャイアンツは、やはり良い意味でも悪い意味でも富士山だったようだ。

 

だから、遠くから眺めているのが一番良かったんだってさ(笑)

 

■PL学園も富士山だったし、あの団体も…

 

隣の芝は青いものだなんて言葉を良く聞く。

 

だが、この言葉を聞いて何て羨ましいって思うのであれば、それは美味しい部分だけしか見ていない証拠だ。青い芝を維持しようと思えば、日々大変な労力を必要とする。だから、これが富士山のような巨大な規模にもなれば、青い芝生どころではなくなる。

 

正に欲と権力の巣窟だ。

 

 

度の過ぎた規律がエスカレートし、問題になったのは随分と昔の話だ。それで結局は、廃部になった。

 

それと…この団体も…

 

 

問題が発覚しても、静岡なのか山梨なのか、どちらにするのかハッキリしないところは、いかにも富士山という感じがする。見た目が雄大なものほど、その中身は欲と権力に塗れている。

 

最近のニュースでは事件が問題視されているが、そんなもの、最初から解り切ったことではないのか? 「見た目が清く美しいから、中味も清廉潔白だ」なんてものは、現代人が自分勝手に思い描いている幻想だ。

 

だから、こういったものは…

 

遠くから眺めているだけが一番いいのは

言うまでもないんだが。問題は何か?

 

■1人で出来る事とは?

 

「間違っていると思った事は、堂々と「間違っている」と言える社会であるべきだ」

 

多くの者が思っていることだろう。

または、次のようにも思うだろう。

 

「間違った事をした人間を止められる社会であるべきだ」

 

オイラから言わせれば…

 

それが簡単に出来るなら、誰ぁれも苦労なんてしない!

 

「なぜ、あのような事件になったのか?」なんて、外の人間には分らない。

だがね、これだけは判る。事件を起こす人間は…必ず

 

どこかしら「病んでいる」んだよ。

 

病んだ人間からは、逃げることだ。

これが最良の防御策になる。

 

だが、我々人間は、なまじ中途半端に自我が与えられている事から…

どんなに善良な者でも「己自身が病みやすい生き物なんだ」ということも知っておく必要がある。当事者になる恐れが高いのよ。

 

だから、大事なのは、我々自身が病まないように精神を保つしかないって訳よ。

どうすればいいのか?

 

別に大層な事をやる必要なんぞねえよ。

 

背腹運動を3000回やる

腕立て伏せを100回やる

2日に1日は何も食べない

ひたすら念仏を唱える

 

なんだっていい。

 

とにかく、テメエを忘れることさえ出来りゃあいいんだよ。

んで、やった後は…

 

1人でさっさと寝ろ!