佐藤輝がチームを変えた 「代打の神様」八木氏、阪神のルーキー3人を評価 | 午前零時零分零秒に発信するアンチ文学

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■記事

 

首位を快走する阪神はこのまま栄光のゴールに飛び込めるか。16年ぶりのリーグ優勝を目指す阪神のこれまでの戦いぶりと今後の課題について、現役時代に「代打の神様」として活躍したサンケイスポーツ専属野球評論家の八木裕氏(56)に聞いた。

まず誕生日を聞いて、不思議な感覚に陥った。ルーキー佐藤輝の誕生日は3月13日。1985年に3冠王を獲得し、チームを21年ぶりのリーグ優勝、球団史上初の日本一に導いたバースと同じ。2人が不思議な因縁で結ばれているとしたら、今季の阪神が佐藤輝の加入によって、見違えるようなチームに変貌した理由を感じ取れる気がする。

そう思ってしまうほど、チームは〝輝明効果〟でシーズン開幕から覚醒した。最初に指摘したいのは、新人の概念を超える存在感。春季キャンプからオープン戦、シーズン開幕と、堂々とした立ち居振る舞いや野球に挑む姿勢、発言がチームのみならず野球界全体から注目された。そして打席に入ると、並外れたスイングスピードで誰よりも打球を遠くに飛ばす。同僚の選手たちは佐藤輝が同じユニホームを着て、近くで野球をしているだけで、何とも言えない心強さや刺激を受けただろう。チームスポーツにおいては、こうした目に見えない影響力は意外と大きいものだ。

その後の成績が尻すぼみなら、影響力も雲散霧消する。しかし、佐藤輝は大学時代からここぞの場面で結果を残してきた。プロに入っても傾向は同じ。それは一球一球を割り切って勝負できているからだろう。全くタイミングの合わないスイングで空振りしても、次の一球をしっかりリセットして待っている。失敗を引きずらず、常に攻撃的に相手投手に挑み続ける姿勢が打線全体にも好影響した。

当初、グリップを左耳よりも高く構える打撃フォームについて、さまざまな批評があった。ローボールヒッターで、高めの直球に弱いとか、内角高めが打てないとか。ところが、高めの甘い球は本塁打している。厳しいコースは誰もが打てない。現状で問題はない。

そもそも構えで分析するのは古い野球界の考え方。現代の野球では投手は微妙にタイミングを崩しにかかり、ボールに細かな変化を与える。多彩な投球に対し、いかにミートポイントで最大限の力を与えられるか。これが一番大事。佐藤輝は構えた位置から、バットの軌道に無駄がない。これからも多少の波はあるだろうが、順応性が高いだけに大きな心配はいらない。

新人の最多本塁打は86年の清原(西武)の31本塁打だが、佐藤輝は〝清原超え〟を果たすだろう。ショートのポジションを奪った中野や先発ローテーションの一角を担う伊藤将もルーキーだ。チームに3人も新戦力が加わった。彼らが輝き続ければ、チームの勢いが急に落ちることもない。阪神はドラフトの〝大当たり年〟になったと言える。

(情報元「産経新聞」6月17日)

 

「ルーキーによってチームが変貌を遂げた」って

じゃあ、今までの人たちって一体何をしてたの?

 

って話である。

こんな球団は一過性で良くなっても長続きしない。

なぜなら、伝統がないからだ。

 

2013年なんて、ツインズから他に行くところがなくなった西岡剛を

阪神が獲得。開幕のヤクルト戦で天敵の館山を攻略したことで

「阪神タイガースを変えた男」なんていって言われていたが

活躍したのは春先だけ。

後は、また怪我をして試合休んで、チームも低迷。

だから、誰かによって変えられるようなチームなんてダメの典型。

 

だいいち、新人によって変えられるようなチームって…

恥ずかしいと思わないのだろうか?

 

こういう記事がダメ虎を作るのである。