前回。

 

 

 

 

時は来た。

本日は施術の予約日。

 

昨晩は緊張してあまり眠れず。

起きてからはトイレに何度も駆け込んだ。

完全にビビっている。

そして自分の息子を見ると見た事もないくらい縮んでいた(笑)

 

自分の頬を張り

抜歯の意義やメリットを復唱。

施術時に早く終わらせるには怖がらないのが一番だと言い聞かせる。

座るだけ…ただ座って大きく口を開けるだけ。

先生の邪魔をしなければ30分で終わるんだ。

 

少し早めに行こうと思い

昨日ユニクロで買ったパウダーソフトダウンジャケットに袖を通す。

ちなみに三千円引きだった。

羽衣のように軽い。暖かい。

少し気分良く家を出ることが出来た。

 

蛮君に乗り込み

ドラデカ病院へ。

 

相変わらずの大盛況で駐車場はほぼ満車。

屋上になんとか空きを見つけた。

 

戦が始まる。

 

再来受付機に診察券を入れて

受付に持って行き

呼ばれるまでにまたトイレ(笑)

もう何も出ないんだけどね。

 

実は今月の休みと病院の都合がつかなくて

病院側の配慮で今日にねじ込んでいただいた。

突然入れてもらったので前に診察していただいた男先生ではなく

初見の女性の先生にやっていただくことに。

 

今回、恐怖を和らげるために耳栓を持参。

完璧に音をシャットダウンするわけでは無いが

不快度は三割くらい減る。

先生にお願いして使わせていただくことに。

 

「それでは始めて行きましょう!」

 

家でかけた自己暗示を思い出し

元気のよい返事と共に速やかに座席に着く。

顔に覆いをされて大きく口を開ける。

 

麻酔を何か所か打たれて休憩。

歯医者だと少し効くまでかかる印象だが

病院の麻酔は体感3分くらいでだいぶ効いてた。

 

そこからはおそらく歯茎を切られ

機材を変えながら削られ砕き抜かれという感じ。

これは一度通った道。

 

しかし…違うのは痛み。

 

歯医者と同じく追い麻酔ありだったが

麻酔打つ場所が良いのかあまり痛く無く。

まぁ…それでも4回くらいお願いしたけど(笑)

しかし歯医者で感じた突き抜ける激痛は無かった。

 

やはり抜歯のプロフェッショナル。

30~40分くらいで苦戦することなくストレートに施術が終わる。

餅は餅屋とはよく言ったもの。

 

終わったんだ。

 
素晴らしい仕事をしてくださった先生と助手の方にお礼を言って外へ出る。
ずっとプレッシャーだった事が終わりホッとする。
逃げずに良く決断し耐えきったと思う。
これからもどんな困難が立ちふさがっても今日の経験を思い出し
逃げずに立ち向かおうと思うがや!!!
 
 
……しかし痛みだと圧倒的に脱毛の方が痛いな(笑)