今日は何の日だかご存知ですか?
2月20日は「アレルギーの日」だそうです。
1995年(平成7年)に財団法人日本アレルギー協会によって制定されたとのこと。
ということで、今日はアレルギーについて。
現在、子どもたちの病気の中で一番多いのが、アレルギー疾患です。
アレルギー疾患と言えば、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、食物アレルギー、そしてじんましんなど様々ですが、確実にアレルギーの子どもたちは増加の一途を辿っています。
アレルギー症状を持っている子どもたちがどれくらいいるのか以前調べたところ、厚生労働省の調査では0歳~14歳の子どもたちの約40%、首都圏に住む4歳以下の子供たちに至っては51.5%、つまり2人に1人の割合で何らかのアレルギー症状が認められるそうです。
昔と比較すると子供の気管支喘息はこの30年間で10倍に、アトピー性皮膚炎も5~10倍に増加しているそうです。
こんなにもアレルギー疾患の子供が増えてしまった理由、それは私たちをとりまく環境が大きく変わったからです。
アレルギー体質は遺伝で伝わっていくものですが、アレルギー疾患として症状が現れるかどうかは生活環境が鍵を握っています。
たとえば住環境で言えば、最近の家は断熱性、気密性が良くなり、夏は冷房、冬は暖房で年中快適に過ごせるようになりました。
しかし、その反面、室内の空気環境は酷いことになってしまっています。
一般的な家、つまり化学接着剤や化学建材を使って建てる家は、化学物質が空気中を漂い、シックハウス症候群、化学物質過敏症といった現代病が蔓延するようになってしまいました。
しかも化学物質の影響は、大人より子供のほうが2倍受けやすいというデータがあります。
これは子供のほうがキャパが小さいということだけでなく、化学物質は空気よりも重いので室内の低いところに溜まっていき、子供がより多く吸い込んでしまうからです。
そう考えるとハイハイしかできない赤ちゃんは、、、、、
考えるだけで恐ろしいですね。
室内空気に意識を向けている住宅会社はまだそれ程多くはないです。
でも、今後もっともっと増えてくることを願っています。
壁紙という名のビニールクロスや合板のフローリング、F☆☆☆☆と付いていれば安全だという風潮…
恐らく、そういった建材を扱っている会社の方もきっと悪気はありません。
本当のことを知らないだけだと思います。
コラボハウスが手がけている無添加住宅では、米のりやにかわといった昔ながらの舐めても大丈夫な安全な接着剤を使用し、無垢材のフローリングや建具のみを使っています。
本当のことを全て知ったうえで、後悔しない家造りをしていただければと思っています。
国民病とか文明病と呼ばれるようになったアレルギー疾患。
生涯アレルギー症状を持ちつづける場合も少なくありません。
住環境だけではなく、食環境の影響もあるかと思いますが、正しい知識を持てば症状を軽減できたり、回避できたりします。
子どもたちにとって、生涯の病気にならないようにしてあげられるのは親だけです。
まずは、コラボハウスのモデルハウスや見学会に参加して空気の違いを体感してみませんか?
高田