今朝の出勤時、車の外気温計を見ると0℃!
ちなみに朝起きた時のリビングの室温は18.8℃でした。
前夜、寝る前にリビングの室温を確認した時が21.6℃だったので、2.8℃下がったことになります。
我が家の暖房はペレットストーブのみです。
寝る前にはペレットストーブを消すので室温が下がりますが、床暖房やエコウィンを採用しているお宅であれば、常に20℃程度に保つことが可能です。
なぜそのようなことが可能かといえば、コラボハウスの住宅は断熱性能がとても優れているから!
日本の家は昔から、こたつやストーブで局所的に暖房するのが一般的で、必要最低限の暖が取れれば、あとは堪え忍ぶというスタイルでした。
それに比べてヨーロッパでは、暖かい室温は人権として守られなければならないという考えで、イギリスやドイツ、フランス、スウェーデンなどでは国によって多少違うものの、冬場でも最低室温は18℃〜23℃でなければならないと法令で規定されています。
また、室温を18℃以上に保つことのできない賃貸物件には、改修や閉鎖、解体命令を出すこともできるそうです。
WHO(世界保健機構)では2018年に、「住まいと健康に関するガイドライン」の中で、室内の冷えが人体に大きな影響を与えるとして、寒い時期の室温は18℃以上という基準を提唱しています。
なぜ18℃なのでしょう?
これをご覧ください。
これを見てわかるように、室温が18℃以下になってくると、各種疾患のリスクが高まってくるのです。
日本では、ヒートショック(脱衣所や浴槽、トイレなど室温の変化によって血圧が急激に変化し意識を失う症状)で亡くなる方が、交通事故で亡くなる方の約4倍です。
世界的に見ても日本の溺死死亡者数は異常な程多いのがわかります。
電気代が高騰している今、少しでも電気代を節約したいという気持ちはわかりますが、健康を害してしまっては元も子もありません。
家づくりをご検討中の方は、担当の営業マンに室温についてや断熱性能について質問してみてくださいね。
そしてリフォームをご検討中の方には、断熱改修がオススメです。
断熱改修には、屋根や壁、床に断熱材を入れる方法と、窓を断熱化する方法がありますが、窓からの熱の出入りが一番多いので、窓の断熱リフォームの方が効果が高いです。
しかも費用も工期も抑えられて一石二鳥!
断熱性能が良い家はそれだけ光熱費も抑えられます。
そして、高効率の冷暖房機器を選べば効果は更に高まります。
次回は断熱性能について詳しく書きますのでお楽しみに!
高田