僕たちの国土 | おおむら再興研究所

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自然に恵まれ、いにしえより長い歴史を紡ぐ大村。その輝きは戦国時代、そして幕末と全国に存在感を誇っていました。
それからおよそ100年余、その大村を再び興したい。もう一度このまちを見つめ直し、少しでもあの輝きを垣間見れたらと、思うことを綴っています。

七條貴士です!



昨日は長崎に用事で行きました。

1時間弱時間が空きました。

僕は迷わず長崎市立図書館へ。
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もともと小学校があったところでしたが、いい図書館ですよね!o(^▽^)o

立地もいいし。

無人貸出機も設置してあります。

今回チョイスした本はこれ。
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ちょっと硬いですが興味深いことが書かれています。

「国土学再考」大石久和著

著者は建設省時代に技師として活躍された方です。


本書では地理環境による日本人とそのほかの地域、主に大陸との条件の違いを次のように述べています。

日本人は戦後のアメリカを除いて何千年も他民族に征服されたことがありません。

その代り、自然災害が多いこの列島は被災することで多くの人々を亡くしています。

大陸の方では自然災害は少ないものの、何千年と侵略、虐殺を繰り返してきました。

この違いは、恨む相手がいるかどうかにあると著者はいます。

それが形成される文化や民族性に影響を大きく与えているということです。

やはり、こういったものの根本には地理的条件が大きく影響するんですね~(@_@)


それに加えて橋や道路などのインフラについても違いが出てきて当然です。

それを無理やり比較して

「日本は他国に比べて公共事業にお金をかけすぎているー!」

などと批判が出ていた時期もありました。(T_T)

もしかしたら今もあるかもしれません。


着目したことをかいつまんで...

我が国では氾濫区域の面積は国土の10%しへかないのに、人口の50%、国民資産の75%(!)が集中している

関東、中部、関西への集中に対して警笛を鳴らしています。

そして

分散させることは「公」の政策としなければ進まない

具体的に言えば地方のインフラ整備と地方移設企業に対する優遇処置を言わているのでしょう。

日本の国土は長年にわたって人の手が入ることで維持されてきた。中心都市だけに人材が集まってしまっては、何千年館もの日本人の地域にかけた無に帰してしまう恐れだってある

地方への分散は急務ですね!(>_<)

確かに経済効率性だけを考えれば一極集中は良しとなります。

しかし、人間それだけで生きているわけでもなく、それだけで幸福を得られるわけでもありませんよね。(`◇´*)


人知が及ばぬ大自然に翻弄され続けるのが、日本に住む我々の宿命である

災害の予防策・対処策は、私たる個人では到底担えない。日本で公の精神がより必要とされる所以である

台風に豪雨、豪雪、大地震、津波...この列島に住まう以上僕たちは日々対峙していなくてはいけない。


でも、そんな僕たちであるからこそこんなことを言われてました。

かように特殊な国土で頻発する災害に対処してきた日本人にはこれによって再び立ち上がる勤勉性を身に着けた

日本人は勤勉だと言われます。

時に賞賛もされます。

その根源が国土の特徴に由来されているという見方はあまり聞かないのではないでしょうか?


僕は日本人であることを誇りに思っています。

だから今こそ、皆で力を合わせて防災・減災・復興に力を入れていきましょう。

お金は有り余るほどありますから。


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