あの娘と2ショット | (本好きな)かめのあゆみ

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かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

雨の日曜日。


年度末と年度初めは組織が攪拌されて一時カオス状態に陥るので、ぼくのような安定秩序愛好者にとっては頭がくらくらしてしまうシーズンなのではあるが、そんなくらくらを少し鎮めてくれるようなそんな雨。


きょうはしょこたんこと中川翔子さんが新アルバム発売記念イベントで大阪に来ているらしい。


しょこたんのことを単なるサブカル好きの人見知りおたくアイドルだと思っていたぼくは、昨年、NHK-FMで始まったアニソン・アカデミーでしょこたんの頭脳の回転の速さや、ことば選びのセンスの良さに魅了されてから、いまではすっかりファンになってしまっている。


そんなしょこたんが大阪でイベント。


しかも握手会とか2ショット写メ会とかあるそうで、2ショット写メ会ってなんだ? と思いながらも、ちょっと興味が湧いていたりするのだが、自分がしょこたんと握手している光景とか、しょこたんと並んでぼくの化石モノのガラケーでスタッフの方に2ショットの画像を撮ってもらっている場面を想像すると、我ながら背中に冷たいものを感じてぞっとするというかぞっとしないというか、いやぞっとしないだとおもしろくないという意味だからやっぱりぞっとするが正しくて、しかもその撮ってもらった画像をその後どうするかというと、飲み会の席などで友人たちに見せて話題にすれば場もあかるく和むのではないかと思うけど、もし友人たちにひかれたら厭だなという気持ちもなくはないので、やっぱり誰にも見せることなく、さらに自分自身もいつの間にかその画像の存在を忘れてしまい、何年かののちにものすごく暇な瞬間があってたまたま過去の画像をなんとなく見ていたらしょこたんとの2ショットの画像が出てきて、そんな時代もあったよね、なんてほろ苦い気分に自然と顔も歪んできたりして、そんな未来を想像すると、やっぱりやめておく方がよさそうだ。


それにしてもしょこたん、かわいいんだろうな。