こういうやりとりが各所で繰り広げられていそう。
たとえばドライブ中に。
「ねえ、いま流れてる曲、けっこういいね。だれの?」
「ryo fukawaだよ。」
「へえ、同姓同名だね!」
「同姓同名ってだれと?」
「タレントのふかわりょうと。」
「その本人だよ。」
「…」
「だからふかわりょうの曲なんだって。」
「まじで?!」
「ちなみに、一部の曲を除いて、作詞、作曲、編曲、歌唱、全部そうだから。」
「まじで?!」
「もともとROCKETMANとして音楽活動はしてたんだけど、最近、自分でテノヒラレコードっていうレーベルを立ち上げて、その第1作がこのアルバムってわけ。」
「意外!こんな才能があるなんて知らなかったわ!」
「知る人ぞ知る、って感じで、結構、音楽の造詣も深いからね。このアルバムは聴いての通り打ち込みだけど。」
タワーレコードで買ってきました。
マイナーなので、置いてるかな? ってちょっと心配でしたが、ダメもとで覗いたら売ってました。
やるじゃん、タワレコ!
パッケージもすがすがしいブルーとピンク。
帯(っていうのかな?)には、きらクラ!でゲストに来ていた華恵さんからのメッセージが。
ちょっとうれしいかも。
聴いてみたら、なかなかいいです。
かるくて、やさしくて、あまやかで、せつなくて、はかなげで、品の良いポップさがあって。
ふかわさんそのものを音楽であらわしたらこういう感じになる、っていう名刺のようなアルバム。
YouTubeにも何曲かアップされているので、まずはそれを聴いてみてもいいかも。
散歩好きのぼくには、特に
walkin' in the sunshine
がお気に入り。
愛のガチモード
もあかるくてたのしいですよ。
とにかくふかわさんの、音楽が好き! って気持ちが満ち満ちていて、青いそらに似合ういい感じのアルバムです。
余計なお世話ですが、いったい何枚くらい売れているのかな?
こういう言い方は双方に失礼かもしれませんが、AKBの選抜総選挙でCDを買うひとの気持ちが少しわかるような気がしました。
というのもぼくは、ふかわさんに1票、という感じで買いに行ったからでした。
――life is music――
ryo fukawa