たとえばあなたがいまひどく落ち込んでいて、その悲しさや苦しさが永久に続くのではないかと思えるとして。
しつこいけれども宇宙がうまれたのは137億年前。(ちかごろぼくのなかで流行っているのです。)
太陽系や地球がうまれたのは46億年前。
2.52億年前に恐竜時代が始まり0.655億年前に恐竜時代が終わる。(この間、1.865億年。)
最初の人類とされるアウストラロピテクスがあらわれたのは0.037~0.01億年前。(すごく大雑把だけど。)
ネアンデルタール人があらわれたのは0.0023億年前。
ようやくぼくたちホモ・サピエンスがあらわれたのは0.002億年前。
古代エジプト文明やメソポタミア文明があらわれたのは0.00005億年前。
卑弥呼が生きていたのは0.000018億年前。
日本が終戦を迎えたのは0.0000007億年前。
そんな風にゼロの数を積み重ねたらなんだか途方に暮れるほど気が遠くなる。
ホモ・サピエンスが恐竜並みに生きるとすればまだあと2億年以上残っている。
いやこんなのこれっぽちも慰めにもならないし気休めにもならないしむしろ腹立たしいくらいの的外れ感だけれども、それでもそんな風に考えてみることでなんとなくこころとからだの無駄なちからが抜けるといいですね。