新年初きらクラ!はBGM選手権スペシャル。
この企画は待望でした。
過去の名BGMも聴けました。
ぼくのお気に入りはやはり11月4日の公開生放送時のアルヴォ・ペルトさんの鏡の中の鏡。
ふかわりょうさんが朗読する中原中也さんの雪が降っている…にあわせて遠藤真理さんが奏でたチェロの名演。
あらためて聴きなおしてもすごく沁みました。
そして今回のお題は太宰治さんの富嶽百景から御坂の富士に初雪が積もるシーン。
ぼくもあれこれ考えていましたが時間切れで間に合いませんでした。
難しい。
と思っていたら今日の放送でかかった5曲。
さすがきらクラ!リスナーはレベルが高い。
うまい。
ぼくとしてはモーツアルトかドビュッシーが大賞に選ばれるかなと思っていましたが意外にもロッシーニに決まってびっくり。
ふかわりょうさんの選考理由がふるっていました。
これはぼくが選んだんじゃなくて太宰治が選んだんです。太宰はユーモアのひとだからきっとこういうのを選ぶと思います。
いいセンスをしています。
スペシャルのもうひとつのお題は泣いた赤鬼。
こちらは正直なところぼくにはピンときませんでした。
けれどもこれがかかり終わったあとにふかわさんの目から涙がぽろぽろ。
きっとこれまでの9か月間のさまざまな思いが甦ったのでしょう。
そして今回でパートナーの遠藤真理さんとはしばらくお別れ。
そういうのも感極まった理由なんでしょうね。
もしかして青鬼と遠藤さんが重なった?
ふかわさんのいいひとぶりがよく伝わってくる場面でした。
ふかわさんだからOK。
遠藤真理さん、元気に復帰されることを楽しみにしています。
しばらくはピンチヒッターでいろんな方が来られるそうですが次回はピアニストの三浦友理枝さん。
10月28日放送回での女子会トークが記憶に残っています。
三浦さんならふかわさんも安心ですね。
さらに次回はぼくに好評の勝手に名付け親のコーナーが。
お題はベートーベンの交響曲第7番第4楽章。
この曲の印象からあらたに曲名を考えるというもの。
前回はみなさんの考えた理由がおもしろかったです。
さてぼくもなにか考えてみようかな。