新聞の月1コーナー。
空想書店。
12月の店主は
又吉直樹さん。
今朝の朝刊に載っていました。
ほんとうにこのひとは本が好きなんだなあ。
紹介されている5冊に対するひとことがどれも端的に「好き」を語っている。
その5冊とはこれ。
「杳子」「妻隠」 古井由吉
「もうおうちへかえりましょう」 穂村弘
「コインロッカー・ベイビーズ」 村上龍
「尾崎放哉全句集」 尾崎放哉
「お伽草子」 太宰治
ぼくが読んだことがあるのはコインロッカー・ベイビーズだけ。
古井由吉さんはほかの作品も読んだことがないのだがずっと気になっている。
そして又吉さんが自分でつくってみたいと空想する書店の中身にも書店と本に対する思いがあふれている。
いいねえ。
売れっ子なのに自嘲的でともだちみたいな距離感の近さが又吉さんの魅力的なところ。
又吉さんを自分だけのこころの友のように身近に感じているファンはたくさんいるだろう。
そのへんの魅力は太宰治さんの魅力にも通じているかも。
又吉さんの新刊の鈴虫炒飯も読みたいなあ。