The Heavy Metallic Girl | (本好きな)かめのあゆみ

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かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

野田地図(NODA・MAP)

のサイトをのぞいていたら

ありました

The Heavy Metallic Girl

の映像。


なんと

作詞 野田秀樹さん

作曲 椎名林檎さん

歌唱 深津絵里さん

のびっくり曲。


9月5日からはじまる

NODA・MAP 第17回公演

エッグ

の劇中曲だそうです。


贅沢。


そして

うわ

きれいな曲だ。


深津絵里さん

なんて魅力的な声と表情なんだろう。


少女らしさとおとなっぽさが同居しているところが

惹きこまれる理由なんだろうな。


共演者の

妻夫木聡さんも

仲村トオルさんも

映像に登場しているんだけど

とてもかっこいい。


といいつつ

実は少し物足りなさも感じたんだよね。


だって

野田秀樹さんが作詞で

椎名林檎さんが作曲って

どんなすごいことになるんだろう

って相当ハードルをあげてから聴いたからね。


正直

キャビアとトリュフとフォアグラを混ぜたみたいな感じで

それぞれの値打ちが消されたような

そんな印象も最初は抱いてしまいました。

(食べたことないけども)


けれども

どこかから歌詞をさがしだしてきて

それを見ながら聴いてみると

やっぱり野田秀樹さん

ことばのちからが半端じゃないくらいすごい。


蛇 メタル 重金属 ウラニウム 毒


ことば遊びって言ったら叱られるんだろうけど

もしやこれは原発事故をテーマにしてる?


野田さんは去年


日本人は今、大震災のもやもやを抱えて、どんなものにも震災のメタファーを見てしまう。表現者としては、どのくらいそこから遠くにいられるかという思いで書いている。いつかは感じたままに出てくることがあると思いますが、震災を利用するような表現はしたくない。


と言っていたけれども

今回の

エッグ

は熟したということなのかな。


やっぱり舞台は舞台でみなきゃ駄目だな。


映像は確かにいいけど

きっかけに過ぎないってこと。


ああでも

東京だし

チケットないし

当日券をあてにするには遠いよなあ。


それにしても

作詞が先なのか

作曲が先なのか

そのへんも興味があるなあ。