ルーニー・マーラさんの
演技が物凄いと評判の
ドラゴン・タトゥーの女
を観た。
オープニングの映像から
めちゃめちゃカッコよくて
たちまち惹きこまれた。
セックス
暴力
残酷表現
など
苦手な人は苦手かもしれないが
セブン
とか
ファイト・クラブ
とか
デヴィッド・フィンチャー監督作品独特の
あの暗くて美しい映像表現が好きならば
この作品もきっと気に入るはず。
登場人物が錯綜していて
展開がスピーディーなので
正直なところ謎解きのたのしさは
充分にはぼくは味わえなかったが
それでも
映像で引っ張る迫力があった。
3時間弱もあっという間。
スウェーデンの島を舞台に
ストックホルム
ロンドン
チューリッヒ
とヨーロッパのまちなみの美しさも
ぼくのツボ。
きれいだった。
ルーニー・マーラさんはもちろん
ダニエル・クレイグさんの演技も
めちゃめちゃカッコよかった。
どんだけ洗練されてんねん
って感じ。
本筋とはあんまり関係ないけれど
好きなシーンを3つほど。
ダニエル・クレイグさんが演じる
ミカエルが
煙草とライターを買って
煙草1本だけに火をつけたらすぐに
残りの煙草を箱ごとごみ箱に捨てるシーン。
訪問者がスコッチを所望してから
ミカエルがスコッチをグラスに注いで
訪問者に手渡すまでのシーン。
ルーニー・マーラさんが演じる
リスベットが
ミカエルのもとをバイクで立ち去るときに
ヘルメットのシールドを
カシャッとおろすシーン。
主要な役者さんが
ルーニー・マーラさん以外は
ベテランぞろいなんだけど
みんなほんとうにカッコいいなあ
とただただ見惚れていました。
ぼくもダニエル・クレイグさんみたいに
カッコよくなりたいものだ。
-ドラゴン・タトゥーの女-
デヴィッド・フィンチャー監督