筑波嶺の 陽成院筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる 陽成院 峰から落ちるひとしずくの水が やがて川の深き淵になるごとく ほのかな恋心も積もり積もって 深い思いになってしまった ってどれだけダイナミックなんでしょうか。 さらに韻が巧みに踏まれていて うつくしいメロディーを奏でています。 なにぬねの とか まみむめも の組み合わせのことばは なんとも甘い響きですよね。