まさかジープで来るとは | (本好きな)かめのあゆみ

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かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

文筆家のせきしろさんと

ピースの又吉直樹さんによる

自由律俳句ときどき散文または写真の1冊。


タイトルの

まさかジープで来るとは

そんな自由律俳句。


文字通り五七五や季語にとらわれない

自由な俳句です。


種田山頭火さんや

尾崎放哉さんなども

自由律俳句です。


超短文をもって

これは自由律俳句である

といってしまえばもうそれは自由律俳句。


たとえば


食べたくない飴ばかりだ(せきしろ)


やたらと叔母が干支を知りたがる(又吉直樹)


立ち小便の湯気に怯える(又吉直樹)


葬式なのに天気が良い(せきしろ)


店長がいないから活き活きしている(又吉直樹)


など。


1ページに

1~4個の自由律俳句が300ページ以上並びます。


せきしろさんと

又吉直樹さんの作品は

どことなくとぼけた感じが双生児みたいな

出来栄えです。


記名されていなければ

どちらの作品か分からないかも。


又吉直樹さんは自虐ネタも多いかな。


嫌いじゃないけど

全体的にパンチが弱いので

病み付きにはならないかも。


けれども

なんとなく自分でも自由律俳句を

つくってみたくなります。


さっそく

アメブロのなうで

ときどき創作中です。


垂れ流しにも程がある内容ですが。





-まさかジープで来るとは-

せきしろ×又吉直樹