春すぎて 持統天皇春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 持統天皇 夏の青空 深緑の香具山と そこにたなびく農民たちが干した白い衣。 色彩が鮮やかな一首。 色と季節は結びついていますよね。 てふ(ちょう) っていうのは ~といふ の略だとか。 いまもむかしも 略したいときって あるのね。