NHK教育の日曜美術館で
上村松園さんの特集をしていました。
上村松園さんの美人画
大好きです。
ぼくは美人に目のない口なんですが
上村松園さんの作品の女性は
実に品があって憧れます。
男性が描く女性は
ともすれば
理想化が激しくなりすぎたり
神聖視してしまったり
逆に
男性に都合のいいように
記号化させられたりしてしまいがちですが
上村松園さんの作品の女性たちは
上村松園さん自身
および
お母さんといった
理想の女性像の投影なんでしょうね。
内面の美しさまで
醸し出されています。
今も東京でやってるらしいですが
何年か前に
奈良で展覧会をやっていたときに
初めて現物を観て
その色や線の美しさ
迫力
オーラに
圧倒されたことを思い出します。
ぼくが特に好きな作品は
花がたみ
母子
序の舞
草紙洗小町
鼓の音
夕暮
晩秋
です。
焔(ほのお)
はまだぼくには早い感じです。
東京か京都の展覧会
観に行こうかな。