先日
同僚が
こんなことを
言っていて
感心しました。
感動しました
と言い換えても
いいです。
昼でも
夜でも
道で
倒れている
人を
見かけたら
とりあえず
声を
かけるようにしている
と。
昼はともかく
夜に声を
かけると
トラブルに
巻き込まれませんか?
とぼくがたずねると
ときどき
ほうっておいてくれ
と言われることもあるけど
そんなときは
気をつけなさいよ
と言ってから
去ることにしている
と言っていました。
そもそも
なぜ声をかけるんですか?
とぼくがしつこくたずねると
泥酔して
休憩しているだけなら
いいけど
本当に
具合が悪いかも
しれないでしょ
と。
この姿勢に
ぼくは
いたく
感動したのです。
やさしいと
思いませんか?
いっぽう
ぼくなんかは
朝の
通勤電車で
誰かが
貧血とかで倒れたりするのに
遭遇したとき
すぐ隣でもない限り
誰かが
介抱してあげるだろう
と
なるべく関わらないように
してしまいます。
何故か。
遅刻するのが
嫌だからに
ほかなりません。
夜でも
泥酔して倒れているのは
自業自得だし
もしぼくが倒れていても
ほうっておいてほしいだろうなあ
と思うので
ほぼ絶対に
声なんかかけません。
でも
この考え方自体は
自分でも
好きではありません。
だって
人間的じゃないでしょ?
そういうわけで
同僚の姿勢に
感動したのでした。
とはいえ
これからも
自分から
声はかけないだろうな。