naminnie さんの記事で出会い
にょっ記
を読んで以降
気になるほむりん。
にょっ記
は短めの文章で
小刻みに
ほこっと
させていただきましたが
ぼくの好みでいえば
この
本当はちがうんだ日記
の方が
より共感できます。
というか
身につまされます。
っていうか
これ、ぼくのことですか
って感じに
身に覚えのある
うだうだ
うじうじ
ねとねと
だめだめ
せこせこ
ぶりでびっくりしました。
とても電車の中では読めません。
笑いすぎて
(爆笑も失笑も苦笑も)
翌日から車両の変更を
余儀なくされるでしょう。
冒頭の
エスプレッソ
からして
あー 分かる その感覚。
現実圧
なんて
ぼくにも同じ感覚が。
レジではないけど
ATMとかいつも挙動不審になってしまう
自意識過剰。
さすがに
愛の暴走族
とか
俺についてこい
とか
みえないスタンプ
とかは
それ書いちゃったら
せっかくの女性ファンたちが
一斉にひいちゃうのでは?
と心配になります。
がそれも含めて
身に覚えが。
(さすがにわりばしはありませんが。)
それにしても
ほむりんの
人間の断片を切り取って
ことばにする能力は
驚きですね。
これまでしょーもなさすぎて
だれも文章にしなかった部分を
表現力と想像力の巧みな人が
文章化すると
こんなに新鮮なんですね。
(ぼくにとっては)
ハズレなしの
52編
自分の器の小ささ、せこさを
自覚させられるとともに
それをも笑い飛ばせる
(与謝野夫妻のエピソードなど
ごく稀にジーンとさせられる)
そんな1冊でした。
穂村さん
ありがとう。
(あえて
ほむりん
などとあだ名では呼んであげません。)
-本当はちがうんだ日記-
穂村弘