土曜日に
NHKで放送していましたが
いまだに
気にかかっているので
まとめてみます。
たくさんある遺伝子のなかで
特定の遺伝子に
アスリートに共通のパターンが
見受けられるというもの。
短距離向きの瞬発力、パワー
長距離向きの持続性
そういうふうに
分けられる特徴が
あるとか。
で、
それが分かるということは
どういうことか
を考えると
長距離向きの遺伝子が
発見された人は
競技の距離を伸ばしてみると
タイムが急に良くなるとか
短距離向きの遺伝子が
発見された人は
スタートダッシュの練習に
より時間を割いたら
タイムが良くなるとか
そういう利用の仕方が
考えられ
現実に
そういう利用によって
結果が出ている人も
いるらしいです。
でも
いままで
一生懸命
短距離で頑張ってきた人に
あなたは
短距離向きの遺伝子を持っていません
といったら
それまでの苦労を
どう感じるでしょう。
また、
選手育成の入り口の選抜で
利用されたらどうなるでしょう。
いずれにしても
人類は
いったん開けてしまった
科学の扉を
決して閉じることは
できないわけで
となれば
人間のほうが
それとうまく付き合っていくことを
求められるっていうことに
なります。
物語としては
遺伝子の制限を超えた
人間の意思の力
っていう素材にもなりそうですが。
ちなみに
アメリカの某企業では
1万6千円くらいで
長距離型か
短距離型か
調べてくれるようです。
世界中から
郵便で
口の中の粘膜を採取した
綿棒が
送られてくるそうです。
遺伝子商法とはいいませんが
科学的な裏づけらしきものを
つけられると
みんな弱いですよね。