新しく出会った人と
少し仲良くなってきて
その人が読書好きだと
分かってきて
何かいい本ないですか
って聞かれたときに
ぼくがお薦めする本です。
●星の王子様
サン=テグジュペリ
●モモ
ミヒャエル・エンデ
●変身
カフカ
●老人と海
ヘミングウェイ
●ソークラテースの弁明・クリトーン・パイドーン
プラトーン
何故か偶然
海外作品ばかりになってしまいましたが
それまでの読書会話を踏まえて
このなかで気に入ってくれそうだな
というのを薦めます。
それで
好評だと
気を良くして
●李陵・山月記
中島敦
●砂の女
安部公房
●ハムレット
シェイクスピア
なんかを薦めてみます。
そこも気に入ってくれると
あとは、
そのときどきに
読んでいる本を
紹介していく感じです。
谷崎潤一郎さんの細雪(文庫で上中下)を
お薦めした人は
ぼくが上巻を読み終えてから貸し始めて
相手がどんどん読み進んでいくので
下巻はぼくはまだ途中なのに
読んだことにして先に貸しちゃった
って経験もあります。
こういうのは
最高に嬉しいです。
普段、
現役作家の作品を中心に
読んでいる人には
こういうセレクトが
かえって新鮮に
感じてもらえたりします。
ぼくも
逆に
現役作家の作品のなかで
鉄板の作品を
教えてもらって
楽しんでいます。
自分の好きな本は全てお薦めするかというと
必ずしもそうではなくて
自分の好きな本の中で
さらにその人が楽しめそうなのを
選ぶっていう感じです。
それにしても
本の会話は
とてもうきうきしますよね。
まぁ、
頼みもしないのに
どんどんその人の好きな
(で、ぼくの苦手な)
本を貸してくれてしまう人も
たまにはいますが。