崖の上のポニョ | (本好きな)かめのあゆみ

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かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

遅ればせながら観ました。


メディアでの露出が多かったので、

何故か絵柄も物語もほとんど知っていました。


友人が、ロードショー中に、感涙して、

何度も観たと言うので、

そんな話かなぁ?

と思っていましたが、

泣ける話じゃないですよね?

どこで泣いたんだろう?


泣けるかどうかは別として、

作品としては良かったです。

過剰な演出もなく、

子どもが安心して観られるように

つくられていたと思います。


子どもにとっても、

何度も観なおしたくなる映画でしょう。


「ぼくがまもってあげるからね」

っていうのは、

守られている、

または

守ってもらいたい

子どもたちにとっては

胸にやきつく言葉だと思います。


理屈とか打算とか抜きの

純粋無垢な愛情の物語として

楽しめたました。


おとなになって、

こういう愛情は絵空事のような

気になってしまっていますが、

感じられる人には感じられるんでしょうか?


蛇足ですが、

新聞で見かけた

二の腕のポニョ

という自虐的な言葉が

印象に残り過ぎています。


-崖の上のポニョ-

宮崎駿