前回1時間半くらいと書きましたが
そこから10時間…
いやもっとかけてるかな。
たいして変わってねえじゃん、伸びた?
って
ところかもしれませんが
我々はここに時間がかかるわけです。
大分早くできるようになってこれです。
この辺を外注で進めればめっちゃ時間はカットできるかもしれませんが
そんなおいしいことは他人にはやらせられないのだ。
(初手)
参考に何をやったか門下生たちに講義。
・いうまでもなくメロを8小節を16節に。
一番わかりやすい変化でしょうが、ここは10分作業です。
(ボーカル)
・ボイスの再選定。 今回Minusへ ハモリはstardust
・音の長さの調整、ブレス付与、ヒーカップなどの唱法調整
・ハモリのラインを調整
・コンプを3段くらいかけて、ダイナミクスを整える。
・空間系をいろいろいじる。
(とにかくお手軽プラグインからそれぞれ専門プラグインへ)
・楽器系(本来2MIXし終わってからのほうがいいかもですが)の
バストラックをつくって
メインボーカルをサイドチェインマルチバンドコンプして声をなじませる。
(楽器全体)
・ヒューマナイズといって、MIDI音符や強さをばらけさせて生っぽく
バスドラだけはよれが気になったのでバスドラはクオンタイズ100%
・パンニング的な再設定はもちろん一通り。
EQはノイズ成分や
ローカット、ハイカットは周波数だけモニタリングして丁寧にカット。
(個別楽器)
・プラックシンセの譜面の書き直し
・アンビエントシンセの追加
・ギターにアンプ、IR、コンプなどの調整
・ベースラインをルート弾きから、うねるるーじん風ベース
・ベース 3帯域に分けて マルチコンプ、音量調整
サブベースも付与。
・ドラムパターンの変更
基本MIDIフレーズ集からですが、細かいところ修正します。
ここは一番手間がかかりますね。
*バンド系の楽器は実際に演奏している姿をイメージします。
昔一緒にやってたドラマーくんならどう叩くかなとか。
・バスドラも別チャンネルに分けてベースとサイドチェインかけます。
・ぬけの悪かったピアノ音源を差し替え
ま、個別にプラグイン、全体にプラグインなど
細かいことを書くと限りない。
これも半年後には、レベルの低い話をしてるなって
なるんだと思う。
前提プロのエンジニアさんだと1~2時間なんでしょうね。