(一般向けにかみ砕いた内容にて専門的なお話を持ち出されると
反論される方もいるかもしれませんがご承知おき)
縦の糸 横の糸と書くと中島さんですが
音楽には縦の響と横の響が存在します。
縦とは同時発生する和音の響き
横とは時系列的な音の変化、コード進行だったりメロディー。
それぞれが自分の知識や感性のなかで
最適解を見つけて曲を作ります。
*リズムを縦の響ないし横の響と考える方もいらっしゃいます。
皆さんが想像する作曲だと
鼻歌で曲を作ってみたいなことを想像するかもしれませんが
まずどういう和音をハーモニーを作るかという「縦」の響きがとても大切。
そしてその縦の響が「横」につなげていく
横の響というのも 横の和音とでも言いますか…
単純にメロディーというだけでなく
起承転結?相互関係?
まず縦も横もきれいな調和したものが必要なんですが
時折きれいには響きあわない変化というものも
重要になってきます。
横の不協和音が転調だったりします。
別に転調至上主義ではありませんが
我々ボカロは転調をいかに
芸術的にかませるのかってのは腕の見せ所
予定調和な転調、あまりうますぎる転調も
不協感が少なくても面白味がかけるし
何の脈絡もない突発の強制転調はちょっと不安だけがあおられます。
ちなみにこれは作編曲までの話で
ミックスにおいても
(音は基本、ステレオなんですが)
いろいろやると上下にも奥行きも表現することができます。
それは3次元的な音の配置だけでなく
短音の音の長さによる 4次元的な音の配置にも気を配ります。
正直もう何が何だかわかんなくなります。^^)