今回のAjisaiは
完全ノープランで作詞を開始しました。
3日くらいはかかったかもしれませんが
気づいたら出来上がっていましたね。
今までの中では
3本指に入るくらい好きな歌詞が出来上がったと思います。
一番気に入っている歌詞の部分です。
2番のAメロにあたるところ。
雨垂れ
花の音となり
空に曳く
彩色の橋
程なく訪れる宵
この花影は
君に傾く
なんか説明するのも恥ずかしいので
やめておきますが
情景描写だけで
心情表現をしていく
もう大好きな感じです。
空に曳く
←ここからうっすら上に転調してます。メジャー感もある。
程なく訪れる宵
←前半と同じコード進行ですが転調で時間経過感。
歌詞と音をリンクさせる。
こういったギミックもあります。
サビは強い(安定した)コード進行を強いられますし
歌詞も強い言葉でかつ狭い心理描写を要求されますが
Aメロというのは、比較的自由度もあって
作り手からすると力の入れどころ。
ボカロの世界は歌詞を魅せられるので
面白いです。
ほかのPの方の作品でも
商業ベースではないがゆえに
技量の差はあれど
また同時に個の深い世界観が凝縮されていて
勉強になります。