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『私がお世話になった恩師が亡くなりました。』
23歳で独立をしてお店を開店した当時のことです。
自己資金300万円でパブレストランを開業したのですが
オープンから1年以上にわたり赤字続きの店でした。
開業当社から予定をしていた資金繰りは
信用組合から担保に取られていて・・・
すぐに行き詰ってしまいました。
内装工事をしてもらった工務店さんへ200万円の支払いができず
ついに、ややこしい人たちから借金の取り立てにおわれる毎日でした。
『明日まで払わんと大阪湾へ埋めてしまうぞぉー』
『それがいややったら店を開けわたせぇー』
という感じです。
本当に困り果てて知り合いの紹介で行ったのが塩川正十郎先生でした。
何もわからない生意気な若造に対しても親身に対応をしていただきました。
『何か困ったことがあるんか?』
『心配せんでもなんとかなるでぇ~』
と優しい声をかけてくださいました。
詳しいことは言えないのですが人生のピンチを救っていただきました。
さらに、、、
『商売は難しいからしっかりと勉強しぃーやぁー』
『うまく儲かったらお世話になった人に返さんとあかんでぇー』
と、世間知らずの生意気な若造にアドバイスをしていただきました。
今もその言葉を励みに頑張っています。
本日はお通夜にて焼香を上げさせていただきました。
『お世話になった御恩は一生忘れません。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
天国で安らかにお眠りください。』