前回より

 矢印

http://ameblo.jp/takashioyabu/entry-11449074088.html


私たちの世代ではほとんどの子供たちが大なり小なりの体罰を経験していると思います


当時は体罰という言葉もなかったので

普通に怒られる方法だったように思います


日常的には


親からも言うことを聞かなかったらどつかれるし


クラブ活動の先生からはサボったりするとどつかれるし


先輩からは上下関係の見せしめ(周りとの協調)にしばかれることもありました

今から思えば問題だったのようですが、

当時は当然のような風潮がありました


私の体験では

中学校の野球部で先輩からケツバン(バットでお尻をシバかれる)

先生からはバットのグリップエンドで頭をたたかれるし


日常茶飯事でしたね!


しかしながら当時はあまり疑問に思ったことはなかったです


クラブ活動の帰りなんかは

その話題で盛り上がったこともありましたね。

『お前、何発やられたぁ~』

『あの先輩頭くるなぁ~』

『俺も3年になったら1年をシバイタルねん』

とか

同級生と話をしていたのを覚えています


しかし、不思議と疑問や恨みに思っていなかったのも事実です


親もケツがアザになっていたりしていたので

体罰があったのはわかっていたと思いますが

『あんたが悪いことをしたんやろぉー』

とか

『はよ、ウマならんとあかんなぁ~』

というくらいでした・・・


しかし、今回のように

自殺をするまで追い込まれた事件とどこが違うのでしょうか?


よく言われるように

愛情があるかないか?

とか

指導力があるとか無いとか?

とか


いろんな要因があると思います


私の場合はこんな事件がありました


高校1年生のときです

日ごろから学校や先生に対して気に入らんことがあって

不満を爆発させたことがあったのですね


あるときに職員室で木刀を持って暴れたのです


いまから思えば

反抗期でただのわがままだったのですが


むちゃくちゃなことをしていましたね!(笑)


そんなどうしようもない私を更正してくれたのが・・・

恩師の北岡先生です


当時の自分は体がでかくて先生でも怖がって近寄りがたい雰囲気を持っていたと思うのですが


そんな自分を本気で向き合ってシバき倒したのです

負けるのが悔しくて向かっていったのですが


さすがに日本体育大学出の体育教師です

ボコボコにされて勝ち目はなかったです

(体罰そのものでいまの時代ではありえないかも)


しかしながら、学校を退学をして行き場のない自分に対して

とことんフォローをしてたんですね。


ある日の出来事


夜遊びをして家に帰ってくると

なんと!母親と一緒に北岡先生がいるのです

「おまえ、いままでどこいっとったんやぁー」

「遊びほうけっとったらあかんぞぉー」

「これからどぉーするつもりなんやぁー」

と心配をして家に来ていました


確かにどついて指導をするというやり方は

問題があったかもしれませんが・・・


当時の私にとっては正しい指導方法だったように思います

結果として良い方向へ導いていただいたことが事実です


そんな恩師の北岡先生です

     ↓

http://ameblo.jp/takashioyabu/entry-11226498889.html


指導方法としては


体罰イコールフォロー


セットとなって出来ないといけません!


こんな先生が少なくなった今の時代では


橋下市長が提案をしている


体罰を一切禁止にして

心のケアをやりながら成長をサポートしていく教育方針を勧めます


それには、教育者の能力向上が必要です

コミュニケーション力(伝える力)や更なる情熱が求められてきます


早く、そんな、指導者が育ってきてほしいですね


日本の将来のためにも心より願っています!